久留米工業大学
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2026.10.16満点実績の講師と教え子が全国大会へ!第52回全国軽金属溶接技術競技会に挑む|久留米工業大学 交通機械工学科4年・千北琉太郎さん
久留米工業大学 工学部 交通機械工学科4年の千北琉太郎さんが、2026年10月18日(日)に開催される「第52回全国軽金属溶接技術競技会」に出場します。
溶接の経験がほとんどない状態から技術を身に付けてきた千北さん。
企業での実践や大学の支援を受けながら、全国大会への挑戦を続けています。
また、その千北さんを指導し、同じ大会に出場する本学非常勤講師の先生。
2人の関係性や千北さんの成長、今後の進路などを、今回ご紹介します。
授業をきっかけに始まった溶接への挑戦
千北さんが溶接に興味を持ったきっかけは、大学1年生の前期に受講した授業でした。
講師を務めていた有限会社渕上熔接の渕上社長との出会いを通じて溶接の面白さを知り、同社でアルバイトをしながら技術を学ぶようになりました。
大学では学生フォーミュラプロジェクトにも参加し、ものづくりの経験を積んできました。
溶接の練習は週に2回ほど。
日々の練習を重ね、アルミニウム溶接技能者評価試験(基本級)やステンレス鋼溶接技能者評価試験(基本級)にも合格しています。

有限会社渕上熔接 渕上貴之社長
渕上社長も本学出身、同大会で満点を獲得したスペシャリスト!
千北さんを指導する渕上社長は、社会人経験を経て28歳で久留米工業大学に入学し、学部4年間に加えて大学院も修了した経歴を持ちます。
現在は会社を経営する傍ら、本学の非常勤講師として学生に溶接技術を指導しています。
自身も全国軽金属溶接技術競技会に出場し、第42回大会では曲げ試験、第48回大会ではX線試験で満点を獲得した実績があります。
高い技術力と豊富な経験を持つ指導者のもとで実践的に学べることも、千北さんの技術向上につながっています。
渕上社長の過去大会結果についてはこちら▷第42回 全国軽金属溶接技術競技会出場で第1位!

渕上社長も評価「初心者からここまでうまくなったのは本人の努力」
渕上社長も、千北さんの成長を評価します。
「もともと工業系の経験があったわけではなく、溶接についても、最初はまったくの初心者でした。
ここまで技術を身に付けてきたのは、本人が努力してきたからこそだと思います。
溶接は教わるだけでうまくなるものではなく、自分で繰り返し取り組むことが大切です」
千北さんは、これまでの成長について
「最初は何も分からない状態だったので、手探りで自分なりに作業しながら進めていきました。
分からないところは社長に聞いて、教えていただきながら練習してきました」
と語っています。
先生と教え子の2人の間には、学生の頑張りへの評価と尊敬する先生という、とても良い距離感と関係性があるようです。
全国大会に3年連続で出場
千北さんが出場する全国軽金属溶接技術競技会は、溶接技術を競う大会です。
これまで、2024年の初出場で28位、2025年には19位と、経験を重ねるなかで着実に順位を上げてきました。
今回は3年連続の出場で、在学中最後の大会となります。
出場するのは第3種の部です。
企業の熟練技術者も参加する大会で、正確で安定した溶接技術が求められます。
千北さん
「企業の技術者の方々とは経験の差がありますが、練習を重ねて、少しでも良い結果を残せるように頑張りたいと思います」
師弟で大会出場へ
今回の大会には、千北さんのほか、渕上社長も第1種に出場する予定です。
有限会社渕上熔接の社員である財前さん(久留米工業大学卒業生)も第3種に出場し、会社全体で大会に挑戦します。

久留米工業大学の支援を受けながら、練習を積み重ねる
大会に向けた練習には材料やガスなどの費用がかかりますが、本学のものづくりセンターは昨年度に続いて今年度も大会出場に向けた支援をしています。
ものづくりセンターの技術職員 野口さん(左)と 千北さん(右)
ものづくりセンターの技術職員 野口さんは、千北さんが学生フォーミュラの活動にも取り組みながら、
溶接技術の向上に継続して努力していることも、今回の支援につながったと説明します。
野口技術職員
「学生がものづくりに関心を持ち、専門的な技能を身に付けようと努力することは、大学にとっても大切なことです」
有限会社渕上熔接では、千北さんが溶接した部品が、熊本県八代市の復旧工事に使用されるガス供給装置に活用されました。
自身の技術が実際の製品となり、社会の役に立つことを実感できる経験にもなっています。

千北さんが溶接した商品の一部
鉄道好きの千北さんの進路は鉄道系のメーカー
卒業後は、鉄道車両メーカーへの就職が決まっています。
幼い頃から好きだった鉄道に関わる企業へと進みます。
未経験から溶接技術を磨き、企業での実践を通して成長してきた千北さん。
大学での学びと経験を生かし、大先輩で師匠でもある渕上社長と共に3度目の全国大会に挑みます。
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発信元:事業戦略課


