大学の取り組み
リメディアル教育
不得意科目は物理? 化学?
大学でもう一度勉強すればきっと得意になるはず。
リメディアル教育とは
高校で物理や化学などを履修していなかった、あるいは履修したけれども良く理解できなかったという人も本学なら安心です。本学では、1年生のうちに工学の基礎となる学力を身に付け、スムーズに専門科目に移行するための工夫を、すべての学科で行っています。
●基礎授業
正規の授業として、各学科の専門科目を学ぶのに必要な基礎知識を学びます。
高校在学中にまったく学習していない内容も、分かりやすい授業できちんと理解できます。
●オフィス・アワーの活用
オフィス・アワーとは、教員が各研究室で待機し、学生からの質問や相談に応じる時間帯のことです。授業の内容について分からないことがあれば、先生の研究室に行ってみましょう。親身になって教えてくれるはずです。このオフィス・アワーをうまく活用して、さらに学力の向上をはかってください。
基礎授業の例
●物理学Ⅰ
「力学」を中心に例題を多く取り入れ、物理的なものの考え方と物理計算に必要な数学を習得します。 ○物理量と単位 ○物理量の測定と有効数字 ○スカラーとベクトル ○物理学で必要な数学の基礎 ○速度と加速度 ○物体の運動 ○物体に作用するさまざまな力 ○仕事とエネルギー
●数学基礎
高校数学の復習をしながら、無理なく大学の数学になじめるようにします。
○1変数関数 (1次関数、2次関数、無理関数、三角関数、指数関数など)
○1変数関数の微分 (微分係数、導関、微分に関する定理、初等関数の導関数など)
●コンピュータリテラシー
コンピュータの基本的な使い方と本学の情報環境の利用を学び、コンピュータを活用できる能力を養います。
○ウィンドウシステム入門 ○文字入力 ○ファイル操作 ○インターネット ○日本語ワードプロセッサ ○コンピュータの仕組みとプログラミング ○表計算入門 ○電子メール
●ベーシックイングリッシュ
中、高校の英語の学習で十分に習得できていないと思われる部分を中心に、基本的な英語の語彙と文法の復習をする。リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能がバランスよく学習できるように工夫する。
語彙は日常コミュニケーションに使用される頻度順に1,500~2,000語レベルの語彙を中心に学習し、文法も日常的に用いられる事項を厳選し、反復学習により定着を目指す。