久留米工業大学
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2025.08.07【レポート】久留米工業大学において高校教員向けAI研修会(第1回)を開催しました|「Teachable Machine」や「NotebookLM」の実践事例など
プログラム詳細
13:30-14:30
内容:画像認識AIアプリ作成体験
講師・担当:久留米工業大学 河野教授
14:40-15:20
内容:NotebookLM業務効率化の実践
講師・担当:純真高等学校 的野副会長
15:20-16:00
内容:12校ネットワーク情報交換会
講師・担当:参加校教員
※対面およびZoomで開催しました。
※今回は、学生モニターとして純真学園高校から高校生にお越しいただき、生徒の目線からもご意見をもらいました。
画像認識AIアプリ作成体験 「Teachable Machine」「Monaca Education」
参加者は、久留米工業大学情報ネットワーク工学科の河野(こうの)教授によるインストラクションの下、Googleの無料ツール「Teachable Machine」を使用した画像認識AIの作成を体験しました。
その後、作成したAIモデルを、無料のクラウドサービス「Monaca Education」を通じてスマートフォンで実際に動作確認する演習も行われ、AIの仕組みと実践的な応用を学びました。
NotebookLM業務効率化の活用事例の紹介
日頃からNotebookLMを大いに活用されている純真高等学校の的野副会長から、基本的な機能や、実際の業務での活用事例についてご説明いただきました。
NotebookLMは安心・安全で、基本的には無料で使用できるGoogleのAIツールです。
情報源の特性、出典表示、参照する資料形式の広さ(ウェブURLやYouTubeにも対応)などが大きな特長となっています。
これまで複数のステップに分けて行っていた作業を、この画面では一元化して行えるため、業務の効率化を図ることができます。
的野副会長からは、
・検索情報の要約
・研修記録や議事録の作成
・各単元の概要作成
・理解度確認や個別指導のためのテスト問題作成
など、活用例や、今後のアイディア等について説明がありました。
一通り説明を受けた後には、実際にノートブックの作成にも挑戦してみました。
第1回は、現場ですぐ使えるようなAIツールの活用について、有意義な研修会となりました。
この日は新しく本コンソーシアムに参加された鹿児島情報高等学校から2名がお見えになり、他の先生方と顔合わせをされ、研修会終了後は高校生も交え出席者同士で意見交換が盛り上がりました。
▼参加者からの声
(教員)「とても勉強になりました。」
(高校生)「ノートブックLMは今までにも使ってきましたが、情報源が正しいものかの見極めが、高校生の自分にはまだ難しいと感じました。」
次回の研修会について
次回(第2回)の研修会では、大学の現場で学生の問合せ対応に役立つチャットボットの活用について取り上げる予定です。
開催日時は8月19日(火)15:00~16:30
詳細はこちらからご覧ください⇒【高校DX・教員向け研修】チャットボットアプリ作成|12高校連携による第2回研修会を開催
▼参考
【プレスリリース】高大連携を横展開!11高校参加で県を超える教育DXネットワーク始動|久留米工業大学主導教育DXコンソーシアム
(発信元:事業戦略課)