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2013.03.19

平成24年度学位記授与式が挙行されました。

3月19日(火)、本学体育館において、平成24年度の学位記授与式が挙行されました。
式典では、卒業生・修了生総勢202名が尾崎学長の告辞を受けて、卒業生・修了生を代表し、教育創造工学科の柏田雄基さんが代表答辞を述べられました。その後、同窓会の古賀会長から、卒業生・修了生にお祝いのご挨拶をいただきました。また、学業優秀賞のほか、課外活動や社会的に顕著な成績を収めた特別賞として、理事長賞・学長賞が授与されました。さらに、卒業生からの記念品の贈呈があり、久留米工業大学の学園歌を出席者一同で斉唱し、久留米工業大学との絆をさらに深めて、本式典は終了しました。
 最後になりましたが、このたび卒業並びに修了されました皆さまに対してお祝いを申し上げるとともに、今後のさらなる活躍を祈念します。

【学長告辞】
 本日ここに、ご来賓各位並びに保護者の皆様のご臨席のもと、久留米工業大学平成24年度学位記授与式を執り行い、学部卒業生、大学院修士課程修了者をそれぞれの道に送りだすことが出来ますことは、本学教職員一同の心から喜びとするところであります。
 ご多忙の中をご出席下さり、卒業生、修了生達の門出を祝福、激励賜りましたご来賓の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、保護者の皆様に心からお慶びを申し上げます。
 卒業生、修了生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さん方の多くは、本学での勉学を終え、実社会へ巣立つと言う人生の大切な節目を迎え、それぞれ決意を新たにされていることと思います。
 さて、昨年は、山中伸弥先生がノーベル医学生理学賞を受賞されると言う嬉しいニュースがありました。また、政権交代に伴う金融政策の転換により、円安が進み、自動車産業を始め輸出企業が業績を伸ばすなど、経済界ではデフレ脱却、景気回復の期待が高まっています。実態経済が今後どうなって行くのかは、まだはっきりとはしていませんが、明るい方向へ動き始めた感があります。
 ところで、皆さんが、これから進む道は、自ら望んだ道であることもあれば、必ずしも自ら望んだ道ではないこともあるでしょう。門出に当っての思いは皆それぞれ様々であろうと思います。しかし、まずは自分が選んだ、あるいは自分に与えられた仕事に全力で取り組み、この仕事は自分にしかできない、誰にも負けない、苦労は多いけれども、この仕事は楽しいと言えるようになるまで努力して欲しいと思います。あきらめず、失敗を恐れず、挑戦する強い気持ちを持ち続けて下さい。ここで、つい先日私が新聞で読んだ、仕事での失敗を表彰するユニークな企業があると言うお話をご披露したいと思います。関西のある機械部品製造メーカーでは、社員のチャレンジ精神を育むために、半年に一度、新しいことに取り組んで失敗した社員に、「大失敗賞」の賞状と賞金2万円を贈っているそうです。昨年11月に同賞を受賞した営業職の20代男性の場合、新規顧客から受注したものの、納期が遅れるなどして利益を出せなかったことが「受賞理由」でした。彼は、失敗の教訓を生かして、次に新規受注した時には、利益をしっかり出したそうです。
 さて、皆さんは実社会に出れば、学校では体験したことのない、これまでとは全く違った事態に出会うことを覚悟しなければなりません。また、職業によって、問われる能力が、それぞれ様々に異なります。その中を、自分で体験し、判断しながら歩いて行くことになります。先輩や周りの人々の指導に謙虚に耳を傾けることはもちろん大切ですが、それに加え、何事も自分の目で見て、考え、判断し、自ら行動することを心掛けなければなりません。
 社会の変化、技術の進歩に対応するためには、常に新しい知識を吸収し、学び取る姿勢を忘れないこと、周りの人々と良い人間関係を築き上げることが必要です。一日一日の積み重ねが、10年後、20年後の皆さんの将来を決めるのです。専門以外の幅広い分野にも興味を持ち、人々との出会いを大切にし、自らの体験を糧としながら、人間力を磨き、「人間味豊かな産業人」を目指し、これからの人生を一歩一歩着実に歩いて行かれることを願ってやみません。
 最後に、皆さんが、これまで皆さんを見守り支えてこられた周りの多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに、それぞれの分野で元気に活躍されるよう祈って告辞とします。

平成25年3月19日

久留米工業大学長
尾崎 龍夫