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2013.03.26

インテリアコーディネータ試験合格!

建築・設備工学科3年大久保優くん(鳥栖高校出身)が、(社)インテリア産業協会が行う「インテリアコーディネータ資格試験」に合格しました。
インテリアコーディネーターは、住む人にとって快適な住空間を作るために適切な提案・助言を行なうプロフェッショナルです。
インテリア(家具、ファブリックス、照明器具、住宅設備等)に関する幅広い商品知識を持ち、インテリア計画や商品選択のアドバイスなどを行ないます。その仕事は、インテリア・住関連業界で活躍できるスペシャリストといわれます。

その試験は、2次試験まであり、1次試験は択一式筆記試験。
内容は、インテリア商品と販売の基礎知識として、
1.インテリア商品・部材、2.インテリア販売、3.インテリア情報、4.コンサルティング、5.積算・見積、6.住環境。
インテリア計画と技術の基礎知識として、
1.住宅構造、2.インテリア構成材、3.室内環境、4.インテリア基礎、5.インテリア計画、6.表現技法、7.関連法規、など。

2次試験は記述式で論文試験とプレゼンテーション試験があります。
論文試験では、インテリアコーディネーターとしての資質、能力、職業倫理が備わっていることが問われます。
また、居住環境(住まいの健康・安全など)、コンサルティング、インテリア計画に関する課題についての問題点の捉え方、理解力、判断力、表現力などを有しているかも問われます。
プレゼンテーション試験(図面の作成等)では、1次試験で理解した基礎知識を基に、多様なインテリア計画に関する基本コンセプトの作成、プランニング(計画立案)、プレゼンテーション(提案)の総合的な実務能力を有していることが問われます。
合格率は例年20%前後。独学での合格が不可能な難易度ではありませんが、スクールを活用する人も多い資格試験です。

大久保くんは、この試験に初挑戦でみごとと合格。建築・設備工学科で開講している週1回3時間の講習を受け、夏休みをその勉強にあてました。
現在3年生、今は、大森研究室で 『阿蘇の文化的景観』についての卒業研究に取り掛かっています。
入学当初は、建築士になりたくてこの学科に入学しましたが、今は大きな建物の建設に携われる設備士を目指しているとのこと。インテリアコーディネータ―の資格試験もその準備の一つなのだそうです。
「いつか、みんなの記憶に残るランドマークのような建物に挑戦したい」と語ってくれました。

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