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自動運転ロボットがタイムを競う「マイコンカーラリー」|久留米工大ものづくりセンター 学科・学年を超えた学生の挑戦と体験談

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2025.07.15

自動運転ロボットがタイムを競う「マイコンカーラリー」|久留米工大ものづくりセンター 学科・学年を超えた学生の挑戦と体験談

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ものづくりセンター(略してものセン)を拠点に活動している学生の課外活動「3大ものづくりプロジェクト」。
前回のロボコン編に続き、今回はマイコンカーラリー編をお届けします!


-マイコンカーラリー編-


●活動人数:3人
●主な所属学科:情報ネットワーク工学科、建築・設備工学科
●主な目標:全国クラスの大会で優勝...は今は難しいから、各地の技術交流会等の大会で入賞を重ねていきたい



3人という少人数のプロジェクト。
肩を並べ合って一緒に作業をする姿が印象的だったマイコンカーラリーチーム。
学科・学年を越えて、プロジェクト外でも関係性が深いという先輩・後輩コンビに話を聞きました。


▶情報ネットワーク工学科2年生・甲斐匠さん
▶建築・設備工学科1年生・園田悠人さん
▶ものづくりセンターとは
▶ものセンを拠点に活動する3大ものづくりプロジェクト

メンバー紹介① 情報ネットワーク工学科2年生・甲斐匠さん


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Q. 普段、学科ではどんなことを学んでいますか?

(甲斐さん)
「高校で電子情報科に通っていたので、その流れから大学ではプログラミングやネットワークの構築を学んでいます。」


Q. マイコンカーラリーについて教えてください。

(甲斐さん)
「マイコンカーラリーは、コンピューターを積んだミニ四駆がコース上の白線に組み込まれた情報を読み込んで自走します。僕は、カメラやセンサでコースを光らせて走らせるところがオモシロイと思いました。

例えば、カーブの角度も色々あって、直角を曲がる時にスムーズにいかないことがあります。そんな時は、どこが原因かを考えて、モーターの力を調整した方がいいと思ったら、そこを制御するプログラミング部分を修正してみます。試行錯誤の結果、直角カーブを脱線せずに走れた時は『やっと走った~!』と嬉しくなります。」


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↓ コースのイメージ図
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メンバー紹介② 建築・設備工学科1年生・園田悠人さん


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Q. マイコンに参加したきっかけは?

(園田さん)
「学生寮の先輩の甲斐さんに誘われて入りました。元々、高校で土木建築科に所属していて、今は建築・設備工学科で勉強しています。

情報系の勉強はしたことがないのですが、ものづくりセンターには3Dプリンターや工具などの設備が整っているし、先輩たちがサポートして教えてくれるので、やってみようと思いました

建築・設備工学科では、デザイン、設計の基礎、CADなどを学ぶ予定ですが、ものづくりプロジェクトを通してプログラミングの知識も身につけて、仕事で活かしたいです。」



↓ マイコンカーのキットは5~7万円ほど。卒業生の中には、高校時代からマイコンをやっていて、大手企業の社員を倒して大会で優勝した学生もいたそう!
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Q. メンバー募集に向けてメッセージを

(甲斐さん)
「マイコンの大会には個人での出場になりますが、普段はメンバーと一緒に活動しています。プログラミング自体は、初心者でも1~2ヶ月するとなんとなく意味がわかってきますし、キットを購入すれば気軽に始められます。車やプログラミングが好きな人は、是非一緒にやりましょう!」




- 甲斐さん、園田さん、ありがとうございました!

日頃授業で学んでいることを実践で試したり、あるいは、所属学科以外の全く違う分野に挑戦することができる「ものづくりプロジェクト」
自分の好きなことを楽しめるからこそ、モチベーションにも繋がりますね。

この特集では、数回に分けて、ものづくりを楽しんでいる学生たちをご紹介していきます!
次回は、ものセンの別館「工場」で活動するコマ大戦プロジェクトのお話を伺いますので、どうぞお楽しみに。


<関連記事>
▶ロボコンに挑む理系女子1人と理系男子2人に理由を聞きました|久留米工大ものづくりセンターで活動する学生たち




ものづくりセンターとは?

「ものづくりを実践する」をモットーとする久留米工業大学にとってなくてはならない存在が、ものづくりセンター(略してものセン)です。
ものセンには様々な機材が揃っていて、卒論研究の補助、サークル・団体のものづくりの相談、課外活動(各種工学系大会を目指す学生の活動や、自主的なものづくり・研究)などに幅広く対応しています。


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↓ デジタル機材がある本館
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↓ 3Dプリンターで作った親指サイズのマグカップ
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↓ ものづくりプロジェクトをサポートする技術職員の青木さんは、学生時代に医療工学を学び、卒業後はAEDメーカーやバッテリー開発のベンチャー企業での勤務経験があります。
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(青木さん)
「ものセンは、学生・教職員問わず色々な人が利用していますが、特に利用が多いのが、学生の課外活動『ものづくりプロジェクト』のメンバーです。

本学の学生は、オタク気質というか、自分の好きなことを夢中になってやる、こだわりをもった人が多いなという印象です。特にものセンに出入りする学生は、特に遊び心があって、一つ覚えると、あれもやってみよう、これもやってみようとする興味の塊ですね。

始めるきっかけは、Youtubeの作業動画を見て興味をもったとか、最近ではオープンキャンパスでコマ大戦を見て始めるケースも増えています。あとは、ものセンに通っている友達に触発されて一緒に、というのもあります。」

ものセンを拠点に活動する3大ものづくりプロジェクト

ものづくりプロジェクトは3種類あり、学科・経験値は不問、かけもちもOKです!
学生たちは、授業が終わるとものセンに集まり、先生から与えられた課題に取り組んだり、大会出場に向けて準備を進めてたりしています。

≪ものづくりプロジェクト≫
■ロボットコンテスト
■マイコンカーラリー(マイコン=マイクロコンピューター)
■コマ大戦


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今回は、この中からマイコンカーラリーを特集しました。
次回はコマ大戦を特集しますので、お楽しみに。






▼参考サイト

久留米工業大学 ものづくりセンター

ものづくり実践プロジェクト 2023年度テーマ一覧

情報ネットワーク工学科 紹介ページ

建築・設備工学科 紹介ページ

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