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2021.04.09

公益財団法人大林財団の研究助成費獲得

 本学建築・設備工学科の松本准教授が、公益財団法人大林財団が公募した「都市に関する独創的な研究」への研究費助成に、「都市型集合住宅に使用される袖壁付きRC柱の損傷変形評価に関する研究」をテーマに申請し、助成対象研究として採択されました。
研究助成期間:2021年4月1日から2022年3月31日
助成金額:150万円
研究内容 
 本研究の目的は、骨組弾塑性解析を用いてブレース置換した部分に提案したせん断剛性モデルを組込み、損傷時の袖壁付きRC柱の変形およびせん断剛性を評価可能な解析モデルを開発することにより、袖壁の厚さや長さおよびスリット幅で損傷を制御可能となり、今後想定される大地震時に対する袖壁変形評価システムを構築するための研究です。
 このシステムが構築されると、大地震時における袖壁と柱のクリアランスの指標が確立され、非構造部材の損傷を軽減することが可能となるため、多様化する都市型生活スタイルに適応した袖壁設計法が確立できるようになります。

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