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【受賞】久工大が九州工学教育協会賞を受賞!地域と学生が協働し『AI×工学』で挑む課題解決型教育に高い評価|小田まり子教授らが表彰式に出席

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2025.07.11

【受賞】久工大が九州工学教育協会賞を受賞!地域と学生が協働し『AI×工学』で挑む課題解決型教育に高い評価|小田まり子教授らが表彰式に出席

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このたび、小田まり子教授(久留米工業大学工学部情報ネットワーク工学科/AI応用研究所所長)らが、「産学連携PBLを核とした地域課題解決型AI教育プログラム」によって、第27回九州工学教育協会賞を受賞しました。

<受賞名>
工学教育賞

<標題>
産学連携PBLを核とした地域課題解決型AI教育プログラムの実践

<受賞者名>
小田 まり子、河野 央(久留米工業大学学長補佐/工学部情報ネットワーク工学科教授)、リー・リチャード(久留米工業大学工学部共通教育科准教授)、春田 大河(久留米工業大学大学院工学研究科電子情報システム工学専攻特任助教)、八坂 亮祐(久留米工業大学教育研究コーディネーター)



この賞は、九州・沖縄地方の高等教育機関を対象としており、工学教育分野における新たな教育方法や手法の提案・実践を通じて、その発展に大きく貢献した個人または団体を表彰する賞です。

小田教授が中心となって取り組んでいるこのAI教育プログラムについては、今年3月に第29回日本工学教育賞(業績部門)も受賞しており、地域・全国の両面において高い評価を獲得しました。

※本学のAI教育プログラムは他にも数々の賞を受賞しています。詳しくは記事末尾の参考欄をご覧ください。

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表彰式のスピーチで、小田教授は「初年度にPBLを受講した学生が、現在大学院生になり、PBLを受講している後輩の指導を行うといった好循環が生まれている」、「今後のPBLでは企業との連携はもちろん、他の大学や高等教育機関とも連携し、工学的技術力と社会人基礎力を身につけた学生を育んでいきたい」と、PBLを通じた学生の成長ぶり、そして今後の展望について力強く述べられました。


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AI教育において全国でも先駆け的な取り組みを行う久留米工業大学

本学の「地域課題解決型AI教育プログラム」では、ものづくりが盛んな久留米工業大学ならではの特色を活かし、学生が好奇心を持ってAIを学べるカリキュラムを提供しています。

中でも、自治体、医療、農業、教育、伝統産業など、地域の多様な分野から「困りごと」を募り、学生とクライアントが協働して解決に取り組む授業「PBL(Project Based Learning)」は、近年特に人気を集めており、【AI×工学】が生み出す新たな可能性と、地域全体を巻き込むスケール感は、本学ならではの独自性を発揮しています。

その先進性と教育の質の高さが評価され、文部科学省によるハイレベル認定*や、工学教育協会賞をはじめとする全国規模の賞も複数受賞**しています。

8月に成果発表会を行います

今年度のPBLでは16テーマが展開中で、8月8日(金)に成果発表会が開催される予定です。

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AIによる唐辛子の認識や、小さな種の選別など、農家や農業分野から医療・福祉まで、分野を問わず実施が可能なことも大きな特長です。

6月に行われた中間報告会の様子はこちらからご覧ください ↓↓
学生が『AI×工学』で地域貢献|『地域課題解決型AI教育(PBL)』の中間報告会で16チームが発表しました!




▼参考

(本文内注釈)
*文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」:
・リテラシーレベル プラス認定(有効期限:令和8年3月31日まで)
・応用基礎レベル プラス認定(大学等単位)(有効期限:令和9年3月31日まで)
- 大学等単位での両レベルのプラス認定は、私立大学では本学のみ(2025年7月時点)

**国レベルの受賞実績:
・日本工学教育協会 第29回工学教育賞(2024年度・業績部門・『産学連携PBLを核とした地域課題解決型AI教育プログラムの実践』)
・私立大学情報教育協会賞(2024年度・『地域課題解決型AI教育プログラムにおける
産学連携PBLの効果』)
・電子情報通信学会 教育優秀賞(2022年度・『数理・データサイエンス・AI教育プログラムの開発および実践』/小田まり子教授)


地域課題解決型AI教育 紹介ページ



(発信元)事業戦略課

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