久留米工業大学
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2026.03.18入学式のあの新入生が、1年でEVカート九州大会2位に!その成長の軌跡をインタビュー
1年前に「エンジンを学びたくて入学しました」
と語っていた学生が
"モーター"のEVカート大会で2位に!
\その変化と成長の経緯をインタビューしました/
2026年3月6日、大分県竹田市にある「SPA直入」において、2026年「CQ EVミニカート・レース」の九州大会が開催され、本学のチームが見事2位に輝きました!
1位:筑紫台高校 自動車研究部
2位:久留米工業大学 工学部 交通機械工学科
3位:福岡工業大学工学部 電気工学科
本学では、ものづくり実践プロジェクト「EVミニカートの製作」
この大会は一人乗りEVカートを運転し、30分間のレースでサーキットを何周できるかを競うもので、今年度は大学、高専、高校から合計20チーム、70名が出場。
本学からは6チームがエントリーし、その中で「学生フォーミュラプロジェクト」で活動する工学部交通機械工学科1年生・森 暉さんのチームが好成績を収めました。
チームメンバーである同学科1年の中村 颯太さん、村川 秀吉さん、行武 遥希さんと力を合わせ、日々の学びを存分に発揮して掴んだ勝利でした。


\1年間で大きな変化と成長を実感!/
森さんは入学式でのインタビューで
「自動車が好きで高校時代から勉強をしていて、大学でももっと学びたいと思い、交通機械工学科に入学しました。一番楽しみにしているのは、エンジンや部品、車のエンジンの仕組みなどの研究です。将来は、故障の原因を探求したり、エンジンを組んだりしたいです(モーターには興味が無くて、エンジンに興味があります)!」
と語っていました。
▷(参考記事)令和7年度久留米工業大学・大学院入学式を挙行いたしました
あれから一年が経ち、色々な学びや変化があったそうです。
▽以下、森さんのコメント
1年で考えが大きく変化
入学式の際、「モーターには興味がなく、エンジンに興味がある」と発言いたしましたが、正直なところ、今でもエンジンが一番好きであることに変わりはありません。
当時はエンジンへの強いこだわりのあまり、他の動力源や技術に対してまったく目を向けていませんでした。
しかし、この1年間学科で学び、EVカートの大会に挑戦したことで、私の考え方は大きく広がりました。
実際にEVカートの製作に取り組んでみると、モーターは「ただ電気を流して回るだけのもの」ではありませんでした。
先生方から様々な知識や技術を教わり、何度もシミュレーションを重ねるうちに、コイルの並列数や巻き数を変えることで、トルク重視にするか最高速重視にするかなど、特性が全く変わるという奥深さを知りました。
仲間と共に、お互いの強みを結集して挑んだ大会
今回の準優勝という結果は、私一人の力では到底成し得ないものでした。
グループのメンバーと協力し、それぞれの強みを最大限に活かすことができたからです。
・一人は、モーターをシミュレーションする過程で、バッテリー残量や必要な電力量などの複雑な計算を担ってくれました。
・一人は、走行中のバッテリー残量や電流・電圧などのデータを、スマートフォンでリアルタイムに表示できるロガーを開発してくれました。
・そしてもう一人は、最適な特性を求めて巻き数を変更した際も、根気強く何度もモーターを巻き直してくれました。
大会で得た一番の学びは「広い視野」
仲間の協力と先生方のご指導のもと、大会を通じて私が得た一番の学びは、「速く走るためには動力源だけを見ていてはダメだ」ということです。
モーターの出力をいかに効率よく路面に伝えるかという「変速比の最適化」や、車両の「足回りの抵抗をいかに減らしてロスをなくすか」など、クルマ全体のトータルバランスを考える必要がありました。
動力源の特性を活かし、足回りやシャシーとの相乗効果で車全体のパフォーマンスを高めるという、多角的な視点を持てるようになりました。
ひとつの要素にとらわれず、車全体を見渡す広い視野を持てたこと、そして何より、グループのみんなで協力して知恵を出し合えたことが、今回の準優勝の決め手であり、一つの要素に固執せず、全体を俯瞰して考える面白さを知れたことは、ただ好きなものを追うのとはまた違う、モノづくりの別の側面に触れる良い機会になりました。

-森さん、ありがとうございました!そしてチームの皆さん、おめでとうございました!!
入学式の際は少し緊張気味だった森さんですが、この1年でたくさんの知識と経験を得て、仲間と共に充実した学生生活を送っています。
大会中の詳しい様子については、CQ出版の「開催レポート」をご覧ください▽
https://interface.cqpub.co.jp/260306ev/
(発信元:工学部交通機械工学科、事業戦略課)
▽参考
交通機械工学科について
▷交通機械工学科オリジナルサイト学生フォーミュラプロジェクトについて
クルマ好きが集まる「学生フォーミュラプロジェクト」チームでは、交通機械工学科の学生たちが中心となってフォーミュラカーの設計・開発を行っています。
年に1回開催される大会に出場し良い結果を残すために、1年間かけて部品の製作、エンジンや燃料に関する改良や試験、審査用の資料作成など、多岐にわたる活動を展開しています。
とても負荷のかかるプロジェクトではありますが、スポンサー企業の方々のサポートも受けながら、多くの経験を積んでいます。
▷久留米工大の学生フォーミュラチーム、日本大会の出場結果を報告|トラブルを乗り越え成長を実感



