久留米工業大学
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2016.11.15科学研究費基盤研究(A) 「非平衡状態の創り出す強相関電子系の新現象」 第2回研究会開催報告
科学研究費 基盤研究(A)"非平衡状態の創り出す強相関電子系の新現象"(研究代表者: 前野悦輝京都大学教授)の第2回研究会が、11月12日(土)久留米工業大学100号館9階 多目的ホールにて開催されました。
本学教育創造工学科中村文彦教授の発見「乾電池半分の電圧で起こる巨大な構造転移を伴ったモット絶縁体の金属化」が基になりスタートした本研究も、今年度で3年目をむかえ、研究成果のとりまとめの研究会となりました。当日は、京都大学・名古屋大学・東京大学・広島大学・東京理科大・物質材料研究機構など日本の主要大学から物性物理学の研究者が集まり、本学の今泉勝己学長の挨拶後、各メンバーから数々の研究の進展が報告されました。
本研究会の開催・運営には教育創造工学科の学生も参加し、多目的ホールのゆったりとした空間のなか、通常の学会ではできない深い議論が行われ、満足いく研究会となりました。