久留米工業大学
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2022.05.24【新入生オリエンテーション】八女市の「 地域創生 × IT 」の話を聞きました。
2022年5月18日、久留米工業大学 情報ネットワーク工学科の新入生オリエンテーションにて、八女市役所さまより「 地域創生 × IT 」の取組み事例についてお話をしていただきました。
これから学ぶ情報ネットワーク・ITがどのように社会で活用されているのか、現場の人から話を聞きました。
※ペーパーレス化を推進しており配布資料の半分はPDFデータ配布対応 / 個人PC or スマートフォン閲覧
八女市の大きな課題は人口減少だそうです。原因は、10代20代の若者が八女市外へ移住したまま戻ってこないこと。
このような背景により、現在の八女市のミッションは「人口減少を食い止めること」だそうです。SDGsの中にある住み続けられる街づくりのため、定住支援を充実させています。
『まちのコイン』は、関係人口を増やすためのITツール。お金では買えない嬉しい体験に出会えるようにすることを目的としています。
『まちのコイン』は全国15地域で導入されていますが、九州では唯一八女市でのみ導入されています(2022年5月現在)。全国でも先駆的に導入しチャレンジしている自治体です。
地域内での新しい交流や、新しい形で嬉しい気持ちを表すことができる面白い取り組みですね。
若いアイデアでこのような地域のためになるITツールを考えていけるような新入生の成長を本学はとても期待しています。
5〜7名のチームに分かれて、「八女市の魅力をPRできるまちのコインの活用方法」のアイデア出しをしました。
「八女スタンプラリーでロマン獲得」
「ツーリングルートにまちのコインQRコード置く」
「八女茶ガブ飲み大会優勝者にロマン進呈」
「お祭り準備を一緒にしてロマン獲得」
「飲食店でお友達を紹介してロマンゲット」
など、とても多くのアイデアが出ました。八女市は企画アイデアを持ち帰り、実現できないか検討されるそうです。
地域のプレイヤーと関わり、実在する地域課題をテーマに、貢献できることを検討する。そんな地域に開かれた実践的な学びを、久留米工業大学では増やそうとしています。
新入生オリエンテーションの後半戦となる6月8日は、バスで企業を訪問し、現場で話を聞く時間になります。楽しみですね。
取材ライター:高田 樹彦
久留米工業大学 広報コーディネーター
株式会社サンカクキカク 企画部 マネージャー