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第61回日本建築学会九州支部研究発表会において建築・設備工学科山本研究室の学生5名が発表を行いました!

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2022.03.29

第61回日本建築学会九州支部研究発表会において建築・設備工学科山本研究室の学生5名が発表を行いました!

 令和4年3月6日(日)に開催された第61回日本建築学会九州支部研究発表会に、建築・設備工学科山本竜大助教の研究室の学生5名が参加し発表を行いました。

 なお、建築・設備工学科の山本竜大助教も本発表会にて、自身の研究成果を発表しています。

 ※発表タイトルと連名前者は以下のとおりです。

 ※〇は発表者

タイトル:人体の熱ストレスを考慮したESCFDの連成解析に関する基礎的検討

 ○赤司泰輝(建築・設備工学科4年)・山本竜大

【概要】

 人体にかかる熱ストレスを定量的に示す方法としてWBGTという指標が開発されています。このWBGTを人体温熱生理から算出する方法が考案されておりますが、人体熱モデルとの連携はなされていません。このため、本研究では、人体熱モデルに基づくWBGTの算出を試みました。

タイトル:集合住宅におけるストック活用に関する環境解析とコスト評価に関する研究  

 その1 熱的観点から見た隣室空室状況の影響度

  ○井上秀和(建築・設備工学科4年)・山本竜大・呉濟元・稲益祐太 .

タイトル:集合住宅におけるストック活用に関する環境解析とコスト評価に関する研究  

 その2 リノベーションによる熱とコストの双方向評価

  ○山本竜大・稲益祐太・呉濟元・井上秀和

【概要】

 いわゆるビンテージ住宅と呼ばれる築年数の古い建物は、資産価値が必然的に下がりますが、近年では、DIY(リノベーション)に着目して、空き家の再利用における活用方法を見出し、資産価値を向上させる取り組みがなされています。そこで本研究では、空き家ストック活用に関する断熱改修の効果に関して検証を行い、途中経過ではありますが、リノベーションによる効果がどの程度なのかを定量的に示しました。

タイトル:人体生理モデル COM を組み込んだ ES CFD に熱分配法組み込みによる精度検証

 ○遠藤歩(建築・設備工学科3年)・山本竜大・新原聖矢

【概要】

 人体温熱生理モデルと熱環境シミュレーションを連成する事による、人体熱モデルの予測精度向上に関する研究は既に発表されていますが、本報告では、熱分配法と呼ばれる空間をゾーッ分割した際の熱環境を精緻に予測する手法を用いて、人体を上下に分割した際の参照温度を1質点だったものが2質点になり、解析精度の向上が見込める検討を行いました。途中経過ではありますが、課題が明確になってきているため、今後も継続して研究を行います。

タイトル:都市街区の通風による屋外対流熱伝達率を考慮した ES による感度解析

 ○田子森郁弥(建築・設備工学科4年)・山本竜大

【概要】

 ESでは、都市街区の有無によって日射の影響が考慮されずに計算される場合があります。設計時の利用を考えると街区の影響を精緻に考慮した解析が出来る事が望ましいため、既報では、室内側対流熱伝達率とゾーン間の移流量をCFDで計算し、ESに受け渡す計算を行っていました。しかし、屋外側の対流熱伝達率を計算で求めて連成する試みはなされていなかったため、本研究では、予備解析として屋外側対流熱伝達率を変数として感度解析を行いました。

タイトル:中庭の形状のケーススタディによる熱的特性の評価に関する研究

 ○岩﨑匡生(建築・設備工学科4年)・山本竜大

【概要】

 本研究は、設計会社との共同研究の一部を公表したもので、東京都に竣工予定の住宅を対象として基本設計時からデータベースを作成し、実施設計まで熱環境の観点から設計支援を行うのが目的です。本研究では、中庭を有する建物を基本設計でスタディしていたので予備解析としてケーススタディを行い、室温に与える影響を調査しました。

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