久留米工業大学
新着情報
2023.10.05「第10回 からくり儀右衛門大賞」において久留米工業大学賞を選定しました。
「からくり儀右衛門大賞」は、郷土の偉人「からくり儀右衛門」こと田中久重翁の業績を顕彰するため、「久留米市理科作品展」(久留米市教育委員会主催)に出品された作品の中から選考されます。久留米工業大学では、その中から独創性等で総合的に評価し、小学生の部、中学生の部から各4点を「久留米工業大学賞」として選定し、賞状を授与しました。
出品総数578点(小学生:474点、中学生:104点)の中から選定した受賞作は、どれも力作ぞろいです。
これからも、未来の「からくり儀右衛門」をめざしてがんばってください。
※ 掲載している写真は作品の一部です。
●受賞者●
◆小学生の部
金賞 鸖田 悠仁さん(犬塚小学校3年生)
「ひこうきのとぶ仕組みとよくとぶ紙ひこうきについて」
講評
飛行機が飛ぶしくみから、飛び方の見通しを立てて、実際に様々な紙飛行機を作って、飛ばしたこと。そして、飛び具合の違いの理由を考えたことなど、全体をとおして科学的にまとめており、すばらしいと思いました。
銀賞 佐々木 悠真さん(上津小学校4年生)
「お家で夏の星空まんきつ」
講評
独自のプラネタリウムを作るために、星座をつくっている星の場所や明るさなどを勉強して、一生懸命、丁寧につくっている姿が見えるようです。星に対する思いを感じ取れる良い作品だと思いました。
銅賞 佐藤 尚哉さん(金丸小学校2年生)
「たねからそだててみよう!!」
講評
小学2年生ながら大変な実験をやり遂げていて驚きました。今回頑張ってたくさんの種を育てた経験を、これからの勉強に活かして欲しいと思います。
特別賞 佐々木 友理さん(合川小学校5年生)
「クレーンのひみつ」
講評
力の原理を理解するために、まずやってみようという姿勢で取り組まれたことがとても良いと 感じました。実験を通して理解できたことは、これから先の勉強の中できっと役に立つと思います。
◆中学生の部
金賞 石橋 知樹さん(荒木中学校2年生)
「地震発生後の大地の変化から見えてくること」
講評
地震による地形の変化を観察して回った,非常に意欲的な研究です。写真に添えられた考察も 科学的で興味深く,フィールドワークとしてとても良い研究になっています。
銀賞 多田 大智さん(北野中学校2年生)
「高良山の真実!!」
講評
身近な高良山の立体模型を作成し、研究した作品です。等高線を積み上げた努力が素晴らしく、立体化したことで、研究の結果を俯瞰的に見ることができる良い作品になりました。
銅賞 田中 颯希さん(明星中学校2年生)
「調味料で草を枯らす?」
講評
食用としている調味料で除草することを思いつく発想が素晴らしいと思いました。また、調味料を散布した後の様子も丁寧に観察するなど努力がうかがえる良い作品です。
特別賞 越名 唯さん(諏訪中学校1年生)
「これ、何味?」
講評
研究の題材が独創的な点や、研究のまとめ方が良かったです。日常の中にある疑問に対し、科学的にアプローチし、実験をしていく姿勢をこれからも大事にしてください。