久留米工業大学
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2025.12.18【地域連携】久留米市上津校区の住民16名「近すぎて知らなかった」久留米工大を見学|9階眺望と食堂が好評。一番関心が高かった施設は...
12月16日(火)、本学が所在する久留米市上津(かみつ)校区の「まちづくり振興会郷土学級」の皆さまが、キャンパスツアーをされました。
この郷土学級は、地域をより良く知ることを目的に月1回活動されているそうで、この日は生涯学習に熱心な70代~90代を中心とする計16名がお越しになりました。
数名にどの辺りにお住まいですかと尋ねると、
「久留米工大の裏にある森の中!歩いて15分くらいかな。でも来たのは初めて。近すぎて遠い。」
「久留米成田山の観音像の辺りです。」
といった親近感のわくお答えが返ってきました。
100号館9階(最上階)の多目的ホールからスタート
▽八女方面の景色。足元に高速道路と国道3号線が見えます。

上津校区まちづくり振興会の真谷(まみや)事務局長と、久留米工業大学の吉田事務局長からそれぞれご挨拶がありました。
真谷事務局長が 「今日初めて久留米工業大学に来たという方~?」と質問すると、7~8名の手が挙がりました。
続けて、「今日大学の説明を聞いて、興味をもったらここで学べますし、お子さんやお孫さんにもぜひ勧めてください。あとで食堂で昼食を取りますが、食べ放題、払い放題ですから」と話すと、会場が笑いに包まれました。
その後、職員から学校紹介。
「久留米工業大学は"地域と共生する大学"です。企業からの技術相談を受け付け、地域企業と共に地域の課題解決を行っています。」
▽学生の声をまとめたビデオも上映されました。
意見交換会でいただいたお声
「以前、新聞の折り込みに愁華祭(学園祭)のチラシが入っていて大学には来たことがありました。何かの形で大学の情報を得られるようにしてもらえたら嬉しいです。」
「野球部以外にどんな部活がありますか?」
「図書館があると聞いてとても気になっています。いつも六ツ門まで行ったり巡回図書館を利用しているのですが、もし久留米工大の図書館が使えるのなら一番近いので良いなと思って。」
「どうしても敷居が高いイメージがあるので、今日来れてよかったです。」
「オープンキャンパスのような見学できる機会は定期的にありますか?」
「学生は遠い所ではどの辺から来られているのですか?」
「近所に学生アパートがあって、それをきっかけに久留米工大のことを知りました。」
「行きつけの居酒屋のアルバイトさんが久留米工大生で、とてもいい印象をもっています。」
「学術セミナーのようなものはありますか?」
良く知っているのに初めて見る景色 近いのに知らなかった場所
移動の途中、9階からの眺望を見ようと、多くの人が窓ガラスの前に集まっていました。
100号館は高さ約40m。さらに小さな丘に建っており、最上階の会議室からは久留米市が一望できます。
「遠くに小さく市役所が見えるね~」
「どこどこ~?」
「あ、クリーンセンターだ」
地域の方にもぜひ知っておいていただきたい、重要な場所へご案内
3階の展望デッキに到着。
100号館は免震構造になっていて、外壁にはずらっと太陽光パネルが備え付けられています。停電しても電力を賄えるような設備もあり、災害時には避難場所としても機能します。
施設管理課職員が「うちには建築・設備の先生がいらっしゃいます。ここにある光ダクトから太陽光を集めて1階に送っています」と説明すると、興味深そうにダクトをのぞき込まれていました。
(参考)
九電工から50名が新卒社員研修で久留米工業大学を施設見学|「建物自体が教材」100号館 <テクノみらい館>|全国でも珍しい建築・設備が総合的に学べる大学
春にできたばかり 不思議な形の交流棟へ
らせん形になっているこの建物には、階段とスロープ、2つのルートがあります。
「階段を下りる際は足元にお気をつけください」とアナウンスされると、皆さん一斉にスロープの方に吸い込まれていきました。

一番ハキハキとよくお話しくださっていた男性に「足元に気をつけてくださいね」と声をかけると、「90歳だから」とのお返事。
もっとお若く見えたので、みんなで仰天しました。
他の方からは、色々な形の家具を見て、「寝たり 立ったり 座ったり 珍しいねぇ!」とのコメントをいただきました。
この日一番の撮影スポットになったのはAEC(航空宇宙実習棟)

ここにはセスナ機があるのですが、入室するや、あちこちで携帯を取り出し始める様子が。
90歳の男性「久留米工大に来た証拠にしよう!」
次の目的地・図書館に向かう最中にお話しした女性の方は「ワクワクするわぁ」と仰っていました。
一番気になっていた場所 図書館へ
▽図書館は、正門から入ってすぐ右奥に見えます。
▽図書館事務室長から、置いてある本の種類、利用方法や時間帯、読書スペースなどについてご説明いただきました。

図書館のHPで毎月の開館時間などをご案内しております。
詳細はこちら→久留米工業大学図書館 利用案内
一般の方のご利用は平日午前9時~12時となっております。
お越しになる場合は事前に直通電話(0942-65-3480)までお問い合わせください。
▽最後に食堂に行くため、鯉が泳ぐ池を横目に100号館1階へ。
(参考)キャンパスの中央にあるこの庭園は、本学出身の庭園デザイナー・石原和幸氏がデザインされました。
久留米工業大学出身の石原和幸氏が世界的に権威のある英・造園コンクールで13個目の金メダル受賞!
▽100号館1階の天井をご覧いただくと、先ほど3階で見た光ダクトの末端を見ることができます。
たくさんある学食メニューから選んだのは...!?

日替ランチ、日替丼、日替麺
すべて500円以内で食べられます。
▽食べたいものが決まったら、食券をご購入ください。左がキャッシュレス決裁(現金もOK)、右は現金のみです。
▽食券を注文カウンターで渡すと、すぐに配膳してもらえます。カウンターの逆側に自動ごはん給仕マシンがあります。
▽皆さんの人気No.1は日替ランチ(この日は油淋鶏)!7割くらいの方が注文されていました。
▽カレーや日替丼、お蕎麦もちらほら。「いただきまーす」

地域の方など一般の方もご利用いただけます。
図書館に行った後に食堂で食べて帰るのもいいですね。
一人用席もたくさんありますので、ご安心ください。
11時半を過ぎると学生が増えますので、その前にお越しになるのがオススメです。
※2025年12月現在の食堂の営業時間は11時~13時ですが、今後、時間やメニューが変更になる可能性がありますのでご了承ください。
▽大学見学はこれにて終了。最後は温かい拍手をいただきました。
いつまでも生涯学習に熱心なお姿が垣間見れました。
キャンパスツアーを通して、上津校区の皆さまに久留米工業大学のことをさらに知っていただき、また、しばし学生時代を思い出していただけたなら幸いです。
今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
見学をご希望の方は、各担当課までご連絡ください。
【中学生・高校生】
担当:入試課
直通電話:0942-65-3488
高校生には、「一日大学生(体験授業)」、出張講義、施設見学会等の機会もご用意しております。
詳細はこちらをご覧ください→https://www.kurume-it.ac.jp/shakai/ichi.html
【上記以外の方】
担当:事業戦略課
大学事務局の代表電話:0942-22-2345
事業戦略課へ転送をご希望とお伝えください。
※ご来学の際は来客用駐車場をご利用ください。
(発信元:事業戦略課)


