久留米工業大学
新着情報
2020.12.15岸上剛士氏講演会「文化財を『伝える』しごと」を開催
本学建築・設備工学科主催で12月10日に開催した<建築フォーラム2020>において、凸版印刷株式会社の岸上剛士氏を招いたオンライン講演会を行い、約15名の学生が参加しました。
フォーラムの前半では、大学時代は建築学科で建築や都市の歴史について学びながら、一方でコンピューターグラフィックなどを用いたビジュアル表現への興味をもったいきさつや、様々な文化財の最先端技術を用いて魅力を伝え、さらにアーカイブ(記録保存)を通して、後世へ伝える現在の仕事についてお話ししていただきました。
フォーラムの後半では、建築・設備工学科の稲益祐太講師とのクロストークが行われ、「ビジュアル表現は建築や都市などの魅力を伝えるための手段であり、まずはその魅力に気づかなくてはいけない。そのためには、古いものや外国のものなど、時間的・空間的に遠くにあるものに接して、カルチャーショックをどんどん受けてほしい」と学生にメッセージを送られました。
参加した学生たちの、建築の学び方や今後の進路について検討する一助となれば幸いです。