久留米工業大学
新着情報
2026.09.10久留米工業大学に新科目「半導体システム工学」開講|ロームグループ最先端工場を見学し、OB3名と座談会を実施
近年、AIや電気自動車(EV)の普及などを背景に、半導体への需要が高まっています。
こうした中、久留米工業大学では半導体分野で活躍する人材の育成を目指し、2026年度から工学部機械システム工学科で新必修科目「半導体システム工学」を開講しました。
今年度は機械システム工学科のみを単位認定の対象としていますが、2027年度以降は全学科で単位認定が可能となる予定です。
機械システム工学科に限らず、それぞれの専門分野を生かして半導体業界を目指せる学びへと広がっていきます。
7月には授業の一環として、機械システム工学科3年生23名がロームグループの「ローム・アッセンブリ マニュファクチャリング株式会社 広川工場様(以下:広川工場)」と「ローム・デバイス マニュファクチャリング株式会社 筑後工場様(以下:筑後工場)」を訪問。
工場見学や卒業生との座談会を通して、半導体製造の現場を学びました。
久留米工業大学の卒業生も活躍
左より、水足副本部長、山﨑様、石井様
今回の広川工場見学では、機械システム工学科OBの水足副本部長と、情報ネットワーク工学科を卒業した山﨑様、石井様が座談会に登壇し、半導体業界での仕事やキャリアについて学生たちに、話をしました。
同社には現在、久留米工業大学出身の社員が12名在籍しており、2023年度から毎年、本学卒業生が入社しています。
「入社当初は知らないことばかりでした。既存の能力よりも『聞く姿勢』『吸収する意欲』『諦めない心』が重要です」
という先輩社員からのメッセージもあり、学生たちは半導体業界で働く姿を具体的にイメージする機会となりました。
大学の近くにある半導体企業
「半導体」と聞くと、電気・電子分野をイメージする人も多いかもしれません。
しかし、今回訪問した広川工場では、エンジニアの約3分の2が機械系の技術者であることが紹介されました。
同社は、久留米工業大学から約2kmの場所にあります。
機械システム工学科などの機械系の学生のみならず、情報ネットワーク工学科など、本学のさまざまな学科の卒業生が、半導体製造の現場で活躍しています。
AIとロボットが支える半導体製造の現場
広川工場では、半導体製造の「後工程」を担う自動化ラインを見学しました。
この「後工程」では、AIによる画像検査やロボットによる自動搬送、自社開発の設備などが活用されています。
学生たちは、AIとロボットが活躍する最先端のものづくりの現場を体感しました。

7月17日には、筑後工場を訪問しました。
筑後工場では、半導体製造の「前工程」を行っています。
ウエハに半導体回路を形成する工程を見学し、実際の製造現場に触れました。
広川工場の「後工程」と合わせ、半導体製造の流れを学びました。

学生からは、
「半導体と聞くと電気・電子のイメージが強かったのですが、製造装置の内製化や自動化ラインの構築において、エンジニアの約3分の2が機械系出身だと知り驚きました。」
「大学で学ぶ機械工学やAI活用の知見が、世界の製造業を支えていると実感しました。」
といった声が聞かれました。
あらゆる「ものづくり」につながる機械工学は、最先端AI技術を支える半導体デバイスの製造にも不可欠です。
また、機械工学に最先端AI技術を組み合わせることで、これまでできなかったことができるようになります。
機械工学とAIは、ものづくりの限界を突破するための重要な融合領域です。
久留米工業大学の機械システム工学科では、機械工学とAIの両方を学ぶことができます。
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本学は今後も、地域の基幹産業や先端企業との連携を通じて、実践的な学びの機会を提供し、社会に貢献する人材の育成に取り組んでまいります。
発信元:機械システム工学科、事業戦略課


