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建築DXのまちづくりの取り組みが「広報久留米」に掲載されました!

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2025.02.25

建築DXのまちづくりの取り組みが「広報久留米」に掲載されました!

建築DXプロジェクトによる地域貢献の取り組み

 

近年、建設業界では人手不足や働き方改革が進む中、その対策の一つとして「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進が強く求められています。こうした背景を受け、本学ではAI教育に力を入れており、建築・設備工学科では早い段階から情報処理技術に親しむことを目的に、「建築DX」というプロジェクトを立ち上げ、各方面と連携しながらデジタルに強い人材の育成を進めています。

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  =入賞した井下佳那さん(建築・設備工学科2年)の作品=

しかし、学んだ技術をどのように社会で活かすかが重要です。本学では、地域の課題解決にも積極的に取り組んでおり、その一環として、建築・設備工学科の2年前期講義「CAD演習」において、大学近くの上津コミュニティセンターの建て替えをテーマとした設計課題を設定しました。

コミュニティセンターは地域の拠点ですが、上津地区の施設は老朽化が進み、近年建て替えが決定しています。しかし、現状では若い世代の利用が少なく、施設の運営方法や内容についても、今後を見据えた新たなアイデアが求められています。単なる建物のリニューアルではなく、地域の課題や将来の展望を踏まえ、「どのような建物にすべきか」が問われています。

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=最優秀賞の小林 桜さん(建築・設備工学科2年)の作品=

一方、2年生にとっては初めての自由設計であり、専門知識が十分でない中、約1カ月間で現地調査を行い、アイデアを形にした設計作品を3D-CADで制作しました。まだ学習途中のため未熟な点もありますが、その中には光るセンスや熱意、地域への自由な発想が随所に見られます。

昨年10月には上津コミュニティセンターで優秀作品を展示し、同様のパネル展示を3月10日から21日まで久留米市役所2階市民ロビーでも実施予定です。お時間がございましたら、ぜひご覧ください。

本学科では、今後も次世代の情報技術教育にとどまらず、まちづくりをはじめとする地域の課題解決や魅力向上に積極的に取り組んでまいります。

 

関連サイト

久留米市公式ホームページ

https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1050kurashi/2135kouhou/32502kouhoushi/index.html

<発行元>

建築・設備工学科

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