久留米工業大学
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2025.04.091級建築士に合格!
本学建築・設備工学科の卒業生の半田仁利さんが、卒業後3年目で見事に一級建築士に合格されました。おめでとうございます。
半田さんは他大学を卒業し銀行に勤務後に本学の建築・設備工学科3年生に編入学され勉学に励まれました。以下は半田さんへのインタビューの結果です。
半田仁利さん
〇 今の仕事の内容
父が代表を務める「半田建設株式会社(久留米市)」で、専務取締役として、営業をはじめとしたさまざまな業務に携わっています。人事・労務、広報業務も担当しており、会社としての主な業務は「施工管理」です。
〇学校生活について
常に一級建築士の試験を意識して勉強していました。大学入学前までは、以前卒業した大学や前職でも建築に携わることがなく、ゼロからのスタートでした。そのため、講義の合間に先生へ何度も質問していました。専門科目の基礎を、大学での講義や質問を通して築けたからこそ、その上に知識や経験を積み重ねることができたのだと思います。
設計では、「図面は言語である」という教えを基に、自分の意図が伝わる図面を描くことを大切にしていました。
〇資格の勉強について
一級建築士は非常に難しい資格であることは理解していましたし、取得を決意した時点で覚悟もしていましたが、その難易度は想像以上でした。
大学での講義中の風景や先生の説明・言い回しを思い出しながら、各教科の内容と結びつけて勉強を進めました。こうした学び方ができたのも、大学でしっかりと基礎を築けていたからだと思っています。
〇後輩に向けて
建築の仕事に就くうえで、建築士や施工管理技士をはじめ、さまざまな資格は必要不可欠です。そのための基礎を、大学の講義でぜひ身につけてほしいですし、その環境が久留米工業大学には整っていると感じています。
充実した大学生活は、将来の社会人生活で大きな力になります。多くの皆さんと共に、同じ建設業界で働ける日を楽しみにしています。
半田仁利さんの今後のご活躍を心より祈念いたします。
(発信)建築・設備工学科