久留米工業大学
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2008.01.21久留米工業大学 鶴田一郎客員教授 特別講演を開催


「21世紀の歌麿か?」 鶴田一郎の感性について
久留米工業大学では、1月18日当大学のホールにおいて学生・教職員300名を対象に鶴田一郎客員教授による特別講演会が開催された。講演では「学生が豊かな感性と表現力を備えさせたい」との思いから、多摩美術大学卒業後フリーのブックカバーやレコードジャケットなどのイラストレータ時代から教授独自の美人画の創作に至るまでの経緯を、苦労話などを交えながら作品とともに紹介した。特に美人画では、東洋人独特の目元や指先に特徴を置きそれを全体の構想のなかでいかに美しく表現するかが大事であり、これらのセンスは将来技術者を目指す学生にとっても意義のあるものとなるであろうとの説明があった。また、常に現状に満足することなく真摯に芸術に向き合い努力するという姿勢を示された。