久留米工業大学

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明けましておめでとうございます。

「新年にあたって」　

　明けましておめでとうございます。ご健勝にて新年を迎えられたことと思います。本年が皆様と本学にとって良い年になりますよう心から願っています。
　さて、本学は昨年来各学科の教育内容の見直し、シラバスの整備等を進めています。昨年4月には、リメディアル教育、授業で理解できなかった科目等の学習支援を行うための「学習支援センター」、地域の行政、企業、教育機関との連携の窓口となる「地域連携推進室」を設置し、9月には、学生たちの自主的体験活動を支援するとともに学内の研究教育用機器を集約し、その有効利用を促進するための「ものづくりセンター」を開所する等環境整備を進めています。しかし、それらの活動状況はまだ準備段階、助走段階に止まっている感があります。今年は、これまでの実績と反省を踏まえ、それぞれ本来の目的を果たすための取り組みを進めなければならないと考えています。また、昨年新たに高大連携協定を結んだ浮羽工業高校、編入学に関する協定を結んだ佐賀工業専門学校との連携をさらに深めるよう努めます。さらには、今年度久留米市内５大学が連携し、本学が代表校として文部科学省の大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラムに採択された「地域共創のための高度人材育成基盤整備」を実施するために、「高等教育コンソーシアム久留米」の設立に向けた事業に取り組むこととしています。
　本年度の就職状況は、一昨年来の経済不況が続き、先行きが見えない中、昨年に比べても大変厳しくなっていますが、各学科の教員が就職課と連携を図りながら、全員内定を目指して一層の努力をしているところです。
　私どもは今後も皆様のご期待に応えるべく、同窓会、後援会との連携を強め、引き続き改革を進めて参る所存です。
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学長　尾崎　龍夫