久留米工業大学
新着情報
2025.06.18久留米工業大学はインドネシア・ハサヌディン大学工学部と学術協定を締結しました
2025年5月30日にハサヌディン大学工学部と学術交流協定及び学生交流の覚書の締結調印式を執り行いました。
この協定及び覚書は、両大学(研究機関)間の研究や教育における国際的な協力と教員・学生の交流促進により、相互の利益と理解を享受することを目的とするものです。
ハサヌディン大学工学部から4名の教授がご来訪
ハサヌディン大学はインドネシア共和国の南スラウェシ州都・マカッサルにある1956年に設立された国立大学です。
医療や薬学、法学のほか、森林や海洋科学・漁業といったインドネシアならではの学部もあり、その数は15以上にのぼります。
そのうち、工学部は土木、機械、電気、地理、建築、情報、環境など13学科を有し、大学院も含めて学生数は8,000人超を数えます。
調印式にはハサヌディン大学よりラムリ工学部長、タラッカ副学部長、ドジャマルディン土木工学科構造実験室長、ハリアント地盤工学研究室長、
本学からは日野学長、麻生副学長、松本建築・設備工学科長、リー国際交流委員長が出席しました。
日野伸一学長とハサヌディン大学との深いご縁で実現
学術協定を締結するきっかけとなったのは、本学の日野伸一学長とハサヌディン大学との間にある深いご縁でした。
日野学長は、今回ハサヌディン大学からお越しくださった4名のうちの一人ドジャマルディン教授の博士課程研究の指導教員であり、日野学長のかつての教え子としても、専門の土木工学分野等において、これまで多くの相互交流が行われてきました。
締結式はラムリ工学部長及び日野学長が挨拶を行い、それぞれの大学紹介を行った後,意見交換を行いました。意見交換では双方の大学についての質問が活発に行われました。
本学構造実験室を視察
調印式後は学内のコンクリートや鉄骨などの耐震性や強度などの研究施設(構造実験室)を見学し、実験装置の説明を熱心に聞かれてました。
両国ともに、地震や自然災害が多発する状況を背景に、真剣な眼差しでの質疑が行われました。
今後、本協定の締結により、学生及び教職員の交流や、共同研究により教育・研究面での交流活動の発展が期待されます。
(発信元)学生課、事業戦略課