11月20日（日）に、久留米工業大学にて秋季公開講座「現代に甦る幻の久留米城　ーCG復元された名城の威容ー」が開催されました。

　本講座は、久留米市および久留米工業高等専門学校との共催で開催され、約60名の方が来場されました。

　第１部では、久留米市文化財保護課主査の小澤太郎氏より、久留米城の概要や豆知識などわかりやすくご講演していただきました。

　第２部では、久留米工業高等専門学校准教授の田中諒氏が顧問を務めるプログラミングラボ部の生徒が、久留米城に関わる動画をクイズ形式で制作しその過程を発表しました。

　第３部では、本学建築・設備工学科の成田聖准教授が復元した久留米城の建築的な史料の解釈、CGや映像制作過程について解説を行い、最後に映像の公開しました。

　久留米城は歴史的な史料が乏しく、はっきりとした姿はわかりませんが、僅かな史料を元に挑戦的に復元を行った作品です。

　本事業は有馬家入城400年記念に関連したもので、こうした映像作品をきっかけとして多くの市民の方々に地域の歴史や文化に興味を持つようになっていただけると幸いです。

制作された映像は本学のYoutubeチャンネルでも公開しておりますので、是非ご覧いただければと思います。

この久留米城のCGによる復元の取組みが読売新聞で紹介されました。