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2024.05.30

モビリティシステム工学専攻の学生が学会発表を行いました

本学大学院モビリティシステム工学専攻の原岡怜也さんが 、5月23日(木)にパシフィコ横浜で開催された公益社団法人自動車技術会主催の「2024年春季大会」 にて、昨年の「秋季大会」に引き続き研究成果を発表しました。

発表内容は以下の通りです。

【セッション】:二輪車の運動・制御・安全 -自動二輪車,自転車,PMVの未来に向けて-(OS)

【講演題目】フレーム剛性が二輪車のウィーブモードに及ぼす影響の解析 -複数のフレーム剛性が影響を及ぼす例-

【講演者(著者)】原岡怜也・吉野貴彦・片山硬(久留米工業大学)

【講演要旨】  複数のフレーム剛性(※1)が関与するとウィーブモードが高速で一様に不安定化する. 本稿ではエネルギーフロー法を用いて複数のフレーム剛性が不安定化に関与する要因を検討する. 自動車技術会から公表されている車両諸元を使って計算すると、車両によってウィーブモード(※2)の安定性が大きく異なります。 車両の中には単独のフレーム剛性では不安定にならない車両があります。そこで本研究では不安定化に寄与する複数のフレーム剛性を特定し、不安定化のメカニズムを明らかにしました。

※1 フレーム剛性...フレームの変形のしにくさのこと。フレームは、バイクの安定した走行性能を実現するために、しなりと剛性のバランスを考えて開発されています。

※2 ウイーブモード...走行中の二輪車固有の振動現象の一つで、横方向運動、ヨー運動、ロール運動が練成した複雑な運動を特徴としています。

   

学会関係サイト

https://gakkai-web.net/jsae/s/2024/program/data/jp/44.html

関連本学サイト

https://www.mob.kurume-it.ac.jp/vehicle-lab/

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発信:大学院モビリティシステム工学専攻

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