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建築・設備工学科の学生が「建築DX研修」に参加しました

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2023.10.13

建築・設備工学科の学生が「建築DX研修」に参加しました

 建築業界では近年「DX(デジタルトランスフォーメーション)化」が叫ばれています。労働人口の減少や、働き方の変化などの波が建築業界にも押し寄せており、この問題の解決に、デジタルを活用した業務の効率化と、情報処理技術に強い人材への期待が高まっています。

  こうした背景の中、本学科でもデジタル教育を推進していますが、世界中に拠点を持ち、様々な分野でデジタル化を支える「トランスコスモス株式会社」の協力で、本学科の「CAD演習」と「設備CAD演習」に、サポートがつくことになりました。

 前期開講の2年生科目「CAD演習」では、 課題テーマに2024年度供用予定の本学新棟の実際の仕様書と近いものを設計条件として学生に課し、マニュアルの理解や課題制作に悩む学生達にトランスコスモス社の社員の方がサポートに入っていただきました。また最終提出物の中から、講義担当の教授や関係者の選定による特別賞が授与され、学生3名に「トランスコスモス賞」として、札幌のトランスコスモス社BPOセンターにて「建築DX研修」を体験することができました。いつもと違う環境でのBIM(※)の操作や、見慣れないソフトの体験、入賞作品のプレゼンテーションなど学生たちは終始緊張していたようですが、良い体験になったようです。

(※)Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略。コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデル(BIMモデル)を制作し、各種図面の自動生成からライフサイクル管理まで、様々な建物づくりの情報を統合し効率化するシステム

 本年度は少数の学生による試験的な取組みでしたが、 その目的は、これからの業界を見据え、各方面と協力し、真にデジタルに強い人材をより多く育成することにあります。 来年度以降、研修内容や人数も大きく進化させ、さらなる活発な取組みを目指したいと考えます。

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<発信> 建築・設備工学科

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