久留米工業大学
新着情報
2024.01.10筑邦銀行様と久留米工業大学によるAIを活用した業務改善の研究
令和 5 年 12 月 15 日(金)に、筑邦銀行様と本学 AI 応用研究所による 「銀行業務における課題解決に向けた AI 活用」についての 意見交換会が行われました。
筑邦銀行様からは、銀行業務の概要、実務上の課題を 16 にわたって具体的に提起いただき、本学大学院及び学科の学生 6 名が、課題解決への意見を述べた後、それに対する質疑応答の時間が設けられました。
この意見交換会では、ビッグデータによる AI予測や生成系 AI を用いたチャットボット活用が銀行業務の効率化を図り、顧客サービスの向上に貢献できる今後の銀行業務に導入可能な AI 技術であることを共有しました。
今回の意見交換を通しての学生の感想です。
<大学院電子情報システム工学専攻 2 年 春田大河さん>
「今回の筑後銀行様との意見交換は,企業の実務上の課題と解決案という普段なかなか知りえない知見を議論する貴重な機会でした.一方で信頼の担保が最優先される銀行で生成 AI の信頼性における葛藤も訊くことができ,銀行が抱える AI 導入の難しさも知ることができました.」
<情報ネットワーク工学科 4 年 澤田仁さん>
「業務の効率を向上させるため、AI を活用して多くの工程を自動化するアプローチは、非常に有効だと思いました。店内カメラ映像を利用して、業務運営を予測し、より効率的に管理するアプローチについては、今後の AI 活用の可能性が期待できる分野であると興味深く聞くことができました」
発信:AI 応用研究所