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2012.12.07

ハートライトフェスタ(鳥栖市)出展

 久留米工業大学「加工プロジェクトチーム」が佐賀県鳥栖市にて開催された冬の祭典「ハートライトフェスタ2012」に作品を出展しました。このイベントは鳥栖商工会議所青年部主催のイベントで、今年は「磨(みがく)」をテーマに、地域・家族・友達・団体・市民それぞれの「つながり」を「磨」いていくことで、地域活性化につなげることが趣旨となっています。
 参加した加工プロジェクトメンバーの機械システム3年 渕上貴之くんは、このイベントについて以下のように語ってくれました。

 今回、「磨(みがく)」がテーマとなっていたため、加工プロジェクトは「アイデア・技術を磨く」ということで作品製作にあたりました。製作には廃材を利用し、それらを「磨く」ことで新しいものをつくりだすことがリサイクルになり、またエコにもつながるだろうという発想です。また久留米市がカッパをモチーフとしているため、カッパのモニュメントになった次第です。展示期間がクリスマス時期ということで、メインのツリーの前で2体のカッパが久留米工業大学のロゴをかざしています。作品は見るだけでなく、参加して楽しんでもらうために、カッパのお皿に手をかざすと、光が点灯して音楽が流れる細工がほどこされています。作品製作するにあたっては、ツリー製作班・カッパ製作班・センサー製作班の3班に分かれ作業していきましたが、各作業行程では旋盤工場の野口先生指導のもと旋盤加工・溶接加工・溶断加工・曲げ加工など様々な加工を、それぞれ有資格者の上級生がリーダーとなり作業を進めていきました。作業を進めていく上で最も苦労したことは、思い通りに材料を加工していくとことやセンサーをカッパ頭部の内部に設置したため、スムーズに反応させるために頭部の皿となる部分の材料選びやセンサーの配線結線などです。
 今回の作品製作を通して、個人の加工技術が磨かれ、より実践的な加工方法を学ぶことができました。

 本学では、資格試験を受験するための支援・設備が充実しているので、さらなる飛躍を目指し、今後も資格取得、加工技術の向上、並びに地域貢献できる「ものづくり」活動を行っていきたいと思います。

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