久留米工業大学

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2013.04.08

祝 ご入学おめでとうございます。

  平成25年度の入学式が、4月5日(金)、本学体育館において、執り行われ工学部・大学院合計282名の新入生を迎えました。
  式においては、新入生が尾崎学長の告辞を受け、代表して情報ネットワーク工学科の瀧健太さんが新入生総代宣誓を行い、また、学友会総務委員長の田中宏政さんが新入生歓迎の辞を述べました。また、石川理事長及び、森永後援会会長からお祝いの挨拶がありました。
  桜の咲き誇る中、新入生にとって、大学生活のスタートを飾る素晴らしい日となったことと思います。保護者の皆様も大勢参加していただき、活気ある雰囲気につつまれていました。教職員一同、充実したキャンパスライフを送れるようサポートしていきます。

【入学式 学長告辞】
 春たけなわの本日、ご来賓各位並びに保護者の皆様のご臨席のもと、ここに平成25年度久留米工業大学入学式を執り行い、工学部、大学院修士課程の入学生および編入学生をお迎えしますことは、本学関係者一同の心から喜びとするところであります。本学教職員および在校生を代表して、新入生の皆さんに心から歓迎の意を表するとともに、保護者の皆様にもお慶びを申し上げます。また、お忙しい中を本席にご臨席賜り、新入生たちの学生生活の出発をご祝福下さいましたご来賓の皆様に、厚く御礼申し上げます。
 さて、本学は、今年で創立から47年目を迎えます。この間、福岡県南部唯一の工学系高等教育機関として、「人間味豊かな産業人の育成」という建学の精神のもと、実践的ものづくり教育と人間教育を実践して参りました。そして現在では18,000名を越える卒業生が社会の様々な分野で活躍されています。これら先輩の後に続く者として、本日ここに入学して来られた新入生の皆さん、皆さんにまず要望したいことは、現在の厳しい経済状況の中で、大学において学ぶことができると言うことが、どれ程大きな価値のある有難いことであるかをしっかりと認識して下さいと言うことです。そして、皆さんを支えて下さっている保護者を始めとする周りの多くの方々への感謝の気持ちを忘れないで下さい。その期待に応えるために、自分は大学で何をなすべきかを常に考えながら、これからの一日一日を有意義に過して下さい。
 皆さんが、これまでの学校教育で学んで来られたことは、答の求め方、つまり「用意されている正しい答にどのようにすれば到達できるか」に関する知識が中心でした。しかし、技術の分野や社会の諸課題や問題には、必ずしも正しい答があるとは限りません。答が未知で、与えられたいろいろな条件、環境、制約の下で、課題、問題の本質を見通し、幅広い知識や経験を総動員して、より良い答に到達する力が求められます。大学では、正しい答に到達するための知識や方法を、教えられるままに丸暗記するだけでは不十分です、「なぜなのか」、「なぜそうなのか」を、自分が納得できるまで考えに考えることが求められます。専門以外の幅広い物事や事柄に関心、興味を持つことが大切です。様々な分野の書物に親しむことをお勧めします。
 本学は、常に教育内容の充実、学生支援体制や教育環境の整備に努めておりますが、今年度は、安心・安全・快適な教育環境整備の一環として、1号館、2号館を取り壊して、新教育棟を建設します。今年の9月に着工し、来年11月に竣工の予定で準備を進めています。工事中はご迷惑をおかけしますが、皆さんは2年後からは、新しい教育棟で受講できるようになる予定です。また、学生同士が互いに教えあったり、議論したり、何かを企画したりすることができる共有の場所、すなわちラーニング・コモンズを発足させ、学生諸君の自発的学習を支援する体制をさらに強化します。このラーニング・コモンズは、新教育棟の2階に設置するよう計画していますが、当面は、図書館の中に仮設置し、活動を開始します。そのほか、本学では、「自ら考え、判断し、工夫する力」を育てるために、学生達が自主的に企画し、実行する活動を大いに奨励しています。大学では、学業に励むのはもちろんのことですが、学友会活動やクラブ活動に参加すること、多くの友人を作ること、ボランティア活動など地域との交流に参加することなども、学生生活を楽しく豊かなものにし、皆さんの人間力を高めるのに大いに役立つと思います。進んで参加されるよう強くお勧めします。また、できるだけ早く、何か自分の情熱を燃やせるものを見つけ、それに打ち込むことも人間的な成長につながると思います。
 最後に、本学在学中、充実した学生生活を送り、その中で自分の将来への目標を見つけ、自ら考え、行動する若者へ育ってくれることを心から願って、告辞とします。

平成25年4月5日
                    久留米工業大学長
                            尾崎龍夫

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