久留米工業大学

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2009.04.08

祝 ご入学おめでとうございます。

平成21年度の入学式が、4月7日(火)、本学体育館において、執り行われ工学部・大学院合計247名の新入生を迎えました。
新入生は、尾崎学長の告辞を受け、代表して教育創造工学科の黒岩佑次さんが新入生総代宣誓を行い、また、学友会総務委員長の大曲司晃さんが新入生歓迎の辞を述べました。
天気にも恵まれ春の雰囲気を感じつつ、大学生活のスタートを飾る素晴らしい日となりました。保護者の皆様も大勢参加していただき、活気ある雰囲気につつまれていました。教職員一同、充実したキャンパスライフを送れるようサポートしていきます。

【学長告辞】
 春たけなわの本日、ご来賓各位並びに保護者の皆様のご臨席のもと、ここに平成21年度久留米工業大学入学式を執り行い、工学部241名、大学院修士課程6名の入学生および編入生を新たに本学学生として迎えますことは、本学関係者一同の心からの喜びとするところであります。本学教職員および在校生を代表して、新入生の皆さんに心から歓迎の意を表するとともに、保護者の皆様にも心からお慶びを申し上げます。また、お忙しい中を本席にご臨席賜り、新入生たちの学生生活の出発をご祝福下さいましたご来賓の皆様に、厚く御礼申し上げます。
 さて、本学は、今年で創立から45年目を迎えます。この間、工学系高等教育機関として、人間味豊かな産業人の育成という建学の精神に沿い、「知・情・意」の調和のとれた産業人を育成すべく、若者の工学技術教育と人間教育に力を注いで来ました。その結果、現在では多くの卒業生が様々な分野で活躍され、社会の発展に力を尽くしておられます。
これら先輩達の後に続く者として、今日ここに入学して来られた新入生の皆さん、皆さん方にまず要望したいことは、皆さん方が、現在の極めて厳しい社会・経済状態の中で、高等教育機関において学ぶことができると言うことが、どれ程大きな価値のある有難いことであるかをしっかりと認識し、それを支えて下さっている保護者の方々を始めとする周りの皆様への感謝の気持ちを忘れずに、その期待に応えるために、自分はこれから何をなすべきかを常に頭に置いて、本学での毎日を過ごして頂きたいと言うことです。
皆さんは、これから4年間あるいは2年間、産業人として社会に巣立って行くために必要な能力や人間力を獲得すべく、本学において学ぶことになります。高等学校までのように、正しい答に到達できる知識を身に付けるだけでは不十分です。技術の分野や社会の諸課題、問題には、必ずしも正しい答があるとは限りません。答が未知で、与えられたいろいろな条件、環境、制約の下で、問題、課題の本質を見通し、幅広い知識を総動員して、より良い答に到達する力を身に付けることが求められます。物事や事柄に関心、好奇心を持ち、素晴らしいものに出会った時や何事かを成し遂げた時には、素直に感動する心を育てることが大切です。皆さん一人一人は無限の可能性を持っているのです。「やれば出来る」、「努力すれば報われる」と信じ、行動して下さい。行動して、失敗しても、悔いることはありません。行動できるのに、行動しなかったことの方が、大きな悔いになることが多いのです。
本学では、時代の変化、社会情勢の変化に対応すべく、常に教育改革に取り組んでおりますが、その一環として、今年度は、学生たちの学習支援を一層充実させるために、「学習支援センター」を発足させます。また、以前から設置していた創造工房を発展させ、学内の教育研究用機器の共同利用を図り、学生の自主的体験的な学習支援を行うため、「ものづくりセンター」を設置するなど、皆さんを丁寧に、熱意を持って支援する体制を整えています。大学における学習は受身ではなく、自ら学び取るものです。これらの施設や先生方を是非積極的に活用して下さい。
大学では、学業に励むのはもちろんですが、学友会活動やクラブ活動に参加すること、多くの友人を作ること、ボランティア活動など地域との交流に参加することなども、学生生活を楽しく豊かなものにし、皆さんの人間力を高めるのに大いに役立つと思います。進んで参加されるよう強くお勧めします。
最後に、本学在学中、充実した学生生活を送り、その中で自分の将来への目標を見つけ、建学の精神に沿って、「知」を磨き、「情」を育み、「意」を鍛えて、自ら考え、行動する若者へ育ってくれることを願って、告辞とします。

平成21年4月7日
                                               久留米工業大学学長
                                                               尾崎 龍夫

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