久留米工業大学
新着情報
2013.05.01日本機械学会”低温度差スターリングエンジン競技会”優勝!
機械システム工学科の井上教授が、福岡県宗像市の金属加工メーカー毛利製作所と共同で完成させた「手のひらぬくもりだけで動きだす不思議な動力装置」で、第1回低温度差スターリングエンジン競技会(日本機械学会主催)優勝を果たしました。
この装置は、温度差で空気が膨張、収縮する力でピストンを動かす「スターリングエンジン」の仕組みを利用しており、装置を手のひらに置くと、10秒ほどで車輪が回りだします。装置が動くためには、体温と気温の差が7℃以上あるのが条件で、パソコン本体など発熱する機器の上に置けば長時間の作動が可能で、この安定感が評価されました。
将来は、ユニークなアクセサリーや理科教材としての利用を考えております。なお、この件については、4月22日の西日本新聞朝刊に掲載されました。