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2010.02.05

先進的なデザインの小学校建築の見学会を実施

  本学建築設備工学科の満岡誠治講師と河野泰治名誉教授が中心になり、「久留米子育てまちづくりNPO」という名称のボランティアグループを結成し、ここ数年来、久留米の小学校建築やまちづくりに関するボランティア活動を行っています。 具体的な活動内容としては、先進的なデザインの小学校建築の見学会やまちづくりフォーラムの開催、小学校の施設計画へのアドバイス等を行っています。
先日、2010年1月27日(水)には、福岡市立照葉小中学校と広川町立中広川小学校の見学会を開催しました。見学会には、久留米市立日吉小学校PTAの方々と本学教育創造工学科1年生17名、同学科の久保省蔵教授と猪飼秀隆講師が参加しました。
 照葉小中学校は博多湾の埋立地であるアイランドシティに新設された小中9年間の連携教育を行っているユニークな学校です。同校の安永教頭先生から、同校の教育システムやその実際、さらに学校施設の案内をして頂きました。建築的には小学校ゾーンと中学校ゾーンの中間に交流ゾーンが設けられており、また、特別教室は合同で利用するなど、小学生と中学生の交流を促進する様々な試みがなされていました。「学校つくりはまちづくり」という言葉も掲げられており、地域と一体となった学校つくりがなされていました。
 続いて訪問した中広川小学校は、久留米市の隣の広川町にある小学校です。同校では沖校長先生と古川教頭先生にご案内頂きました。同校の校舎は約6年前に建替えられたもので、デザイン的な新しい試みがなされていました。まず、校舎の中央には全校児童が集合して発表会等いろいろな催しが行われる多目的ホールが設置されており、その吹抜けを囲むようにクラスルームと特別教室が配置されていました。クラスルームの壁は可動式で、壁を動かすとワークスペースと一体となったオープン型の教室となるように設計されていました。また、音楽室等の特別教室は地域開放が可能なデザインとなっていました。校長先生からは特に多目的ホールが、教育上とても有用な空間であるとの意見を頂きました。
 両校ともに授業時間内での見学であったので、児童の授業の様子も垣間見ることができて非常に有益な体験でした。また、校長先生や教頭先生から直接説明を受けたことも、とても勉強になりました。

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