久留米工業大学

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2012.04.06

祝 ご入学おめでとうございます。

  平成24年度の入学式が、4月6日(金)、本学体育館において、執り行われ工学部・大学院合計271名の新入生を迎えました。
  式においては、新入生が尾崎学長の告辞を受け、代表して建築・設備工学科の梅田舞子さんが新入生総代宣誓を行い、また、学友会総務委員長の中村由実さんが新入生歓迎の辞を述べました。また、石川理事長及び、森永後援会会長からお祝いの挨拶がありました。
  桜の咲き誇る中、新入生にとって、大学生活のスタートを飾る素晴らしい日となったことと思います。保護者の皆様も大勢参加していただき、活気ある雰囲気につつまれていました。教職員一同、充実したキャンパスライフを送れるようサポートしていきます。

【入学式 学長告辞】
  春たけなわの本日、ご来賓各位並びに保護者の皆様のご臨席のもと、ここに平成24年度久留米工業大学入学式を執り行い、工学部、大学院修士課程の入学生および編入学生をお迎えしますことは、本学関係者一同の心から喜びとするところであります。本学教職員および在校生を代表して、新入生の皆さんに歓迎の意を表するとともに、保護者の皆様にもお慶びを申し上げます。また、お忙しい中を本席にご臨席賜り、新入生たちの学生生活の出発をご祝福下さいましたご来賓の皆様に、厚く御礼申し上げます。
  さて、東日本大震災から早や一年余りが過ぎましたが、復興の道半ばと言うより、まだまだ遠い感があります。地震、津波は避けようがない自然災害であったと言う事もできますが、福島原発事故は、適切な対策が取られていれば、防ぐことができた人災でした。科学技術がもたらす明暗二面性を、改めて思い知らされたことです。日本のこれからの復興には、皆さん達、若者の力に期待する所が大であります。その期待に応えるため、自分は大学で何を身に付けようとするのか、何を学ぼうとするのかを常に考え、それぞれの目標、夢に向かって、これからの一日一日を有意義に過して下さい。
  ところで、本学は、今年で創立から48年目を迎えます。この間、福岡県南部唯一の工学系高等教育機関として、「人間味豊かな産業人の育成」という建学の精神に沿い、「知・情・意」、すなわち知識、感性そして意志の調和のとれた人間の育成を教育理念として、実践的ものづくり教育を実践して参りました。本学は、常に時代に即応して教育の改善に努めておりますが、昨年度からは、入学当初から3年生まで、系統的に就業力を育成する授業を実施しております。今年度からは、4月にキャリアサポートセンターを発足させ、秋には学生ポートフォリオを導入する予定にしており、学生諸君の就職活動支援をさらに強化する体制を整えました。また、本学では、「自ら考え、判断し、工夫する力」を育てるために、学生が自主的に企画し、実行する活動を大いに奨励しています。学友会活動、学園祭、課外活動の他、昨年度から学生ボランティア「輪導」が発足して活発な活動を開始していますし、学内のものづくり大会、スポーツ大会も実施しています。是非積極的に参加されるようお勧めします。
  皆さんは、これから4年間あるいは2年間、将来産業人として生きていくために必要な専門知識や技術、周りの人々と協力しながら仕事ができる社会性、コミュニケーション能力などの人間力を獲得すべく、本学において学ぶことになります。大学での学習は、決して受身的なものであったり、強制されるものであってはなりません。大学での学習は、自らの意志で行うものです。なかなか理解できず、苦しい時もあるでしょうが、それを乗り越えれば、新しいことを知る楽しさ、未知の問題が解ける喜びを感じることができます。何事も納得できるまで、自分の頭で考えることが習慣となるよう心がけて下さい。ともあれ、大学生活は、あっと言う間に終わります。その間に、どれだけのものを身に付けるかは、皆さんの考え方、取り組み方で決まります。それが、皆さんの将来を左右することになります。
  大学では、学業に励むのはもちろんですが、学友会活動やクラブ活動に参加すること、多くの友人を作ること、ボランティア活動など地域との交流に参加することなども、学生生活を楽しく豊かなものにし、皆さんの人間力を高めるのに大いに役立つと思います。進んで参加されるよう強くお勧めします。また、できるだけ早く、何か自分の情熱を燃やせるものを見つけ、それに打ち込むことも人間的な成長につながると思います。そして、様々な物事や事柄に好奇心を持つこと、感動する心を育てることも大切です。
  最後に、本学在学中、充実した学生生活を送り、その中で自分の将来への目標を見つけ、自ら考え、行動する若者へ育ってくれることを心から願って、告辞とします。

平成24年4月6日
                    久留米工業大学長
                            尾崎龍夫

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