久留米工業大学

久留米工業大学

教育創造工学科

学科紹介

教育創造工学科

学科紹介

4つの教員免許を同時に取得可能

教育創造工学科は、工学の基礎知識の上に、数学および理科の専門分野に応じたアクティブ・ラーニング型教育を行い、数学・理科の興味や面白さが伝えられる実践力のある教員を育成します。そのために、中学・高校の数学教員を養成する「数学コース」そして中学・高校の理科教員を養成する「理科コース」を開設し、教育・研究を展開しています。本学科では卒業時に最大で4つの教員免許を取得すること出来ます。


  1. 学科の特色

  2. 教員紹介

  3. 目標とする資格

  4. 就職実績

コース紹介

  1. 数学コース

    数学の中学校教諭一種免許・高等学校教諭一種免許取得を目標に学習します。

  2. 理科コース

    理科のおもしろさを知り、それを新しい実験方法を用いて楽しく生徒に教えることができる教員を目指します。

研究ピックアップ

☆実践授業の取り組み:理科×ものづくり教材開発!

准教授 中村 美紗

NHKピタゴラスイッチに登場するからくり装置「ピタゴラ装置」を知っていますか?理科教員を目指す学生に理科への興味とものづくり力を養う取り組みとして「化学的ピタゴラ装置の製作」を行っています。ビー玉が転がった先に待ち構えるのは,容器の衝突や回転により水溶液の色が変わる仕掛け,金属やイオン結晶のモデルを使った格子パズル,炎色反応を利用した仕掛け,銀鏡反応を自動で起こす仕掛けなど,様々な化学反応です。単に化学実験するだけではもの足りない!自動で次々に連鎖する「化学的」からくりを作るため,安全性や成功率を高める予備実験を重ねて試行錯誤しています。

天体の不思議 -宇宙(そら)を
見ることで感じる天体の多様性-

准教授 野田 常雄

野田研究室では、宇宙物理学の研究をしています。研究対象は地上から肉眼で見ることのできない星ですが、学生に天体や宇宙を身近なものと感じてもらうため、「星を観る会」を不定期に開催しています。何億光年という遠い彼方はさすがに無理ですが、口径10cmの屈折鏡でも太陽系の惑星たちや銀河系内の星雲など、様々な天体を見ることができます。天体の形状や構造は地上と同じ物理法則に支配されています。法則の普遍性と天体の多様性、同じ法則なのに様々な天体がある、この不思議を感じてもらえれば自然への探求心が生まれるものと考えています。学生が将来教員になる時には、教科書に載っていることだけでなく、自然の不思議さ・面白さを伝えられるようになってくれることを期待します。

曲線と曲面の差分幾何

教授 松浦 望

何かものを作る時あらかじめその形状を数式で表現しておくと便利です。数式によって表現しておけば、微分の技術をもちいて形状を詳しく調べたり、さらに積分の技術を組み合わせることで形状を好みの形に変形したりすることができるようになります。このように微分積分学のテクニックで曲線や曲面を調べる学問は、古くから微分幾何学と呼ばれています。これに対し、私の研究室では、差分幾何学(離散化された微分幾何学)を研究しています。微分幾何がたとえば曲線のようななめらかな図形を調べるのに対し、差分幾何はたとえば折れ線のような離散的な図形を調べます。曲線のようななめらかな図形は折れ線のような離散的な図形の極限として得られるに過ぎません。したがって、もし折れ線のことが理解できれば自動的に曲線のことも理解できる、と言えそうです。差分幾何は、離散的な構造こそが図形の本質である、と考える学問です。

学科の特長

理数科目のおもしろさを生徒たちに教えたい。

今、中学・高校の教育現場では「理数離れ」が深刻な問題になっています。
これは日々進歩・発展する情報化やテクノロジーの分野で日本が世界に立ち後れることのないよう、早急に手を打たなければいけない重要な課題であり、本学ではその解消に向け2007年4月、理数系教員養成に特化した「教育創造工学科」を新設しました。

学科の特長とキーワード

将来、教員をめざすための学科です。工学部の特性を生かして、工学系の基礎科目も充実。授業で使う教材のつくり方も学びます。工学の基本を踏まえながら専門教科を学び、実験や演習を重視したカリキュラムで、教員になるための実践力を養います。少人数の授業なので学生と教員の距離も近く、複数の教員免許が取得できることも魅力です。

学びのキーワード

  • 宇宙の成り立ちと物理法則
  • 数の世界
  • 化学反応と不思議
  • 教科教育法
  • 生物の多様性
  • ものづくり実践プロジェクト

教育創造工学科の自慢

  • 中学・高校の教員養成に特化し、中学・高校の理科、数学の免許取得を目指す
  • 工学の知識とともに、その魅力を伝えることができる豊かな創造力と応用力を持つ教員養成のために、特に実験・演習を重視し、実践力を養う
  • 複数のコースの科目を取得して、数学と理科の中学・高校と複数教科の免許取得が可能

関連コンテンツ

  1. 在学生メッセージ

  2. 教育創造工学科 理科×ものづくり教材開発 ピタゴラ装置

  3. 教育創造工学科 化学的ピタゴラ装置2016実演編

  4. 教育創造工学科 化学的ピタゴラ装置2016解説編

  5. 学科オリジナルサイト

  6. 教育研究上の目的

学部学科・大学院

資料請求
工学を学ぶことは「ものづくり」の楽しさを学ぶこと。
先人たちの「ものづくり」の魂を受け継ぎながら、明るい未来へとつないでいく、
久留米工業大学についての詳しい資料をお送り致します。
資料請求する