機械システム工学科
コース紹介:機械デザインコース
実社会で生きるものづくりの力を育む。
「ものづくり」や「工学」の基幹となる科目を通じ「機械工学」を幅広く学習します。
豊かな創造力やセンスを磨き、時代の産業を切り開く開発力を身につけます。
将来は生産設計技術者、機械技術者、プラントエンジニア、ゼネラルエンジニアなどを目指します。
学びの特徴
約半世紀にわたる機械工学教育の実績をふまえ充実したカリキュラムを展開。基礎をしっかりと修得し、さらに実践的な講義により応用力を身につけます。科目によっては少人数教育により、教員と学生の「対話型」で講義や実験実習、指導助言が行われ、深い理解と実践力の強化が可能です。また、他のコースや他の学科の講義も受講が可能で、資格取得がしやすいのも特徴です。
主要な科目
- 機械設計に関する科目
- ものづくりに関する科目として、機械設計の基礎である4つの力学を習得します。また、機械加工演習を通じて、設計製図や機械設計に関する基礎を習得します。
- ものづくり演習Ⅰ・Ⅱ
- 工業製品の多くは、外部の力、衝撃および振動に耐える設計(デザイン)が要求されます。デザインの基礎を学びデザイン力を身に付け実際に製作し、評価します。
学びのポイント
設計から製作まで、ものづくりの実践力を養成。
機械工学の基礎から設計開発、さらに機械製作の実際までを幅広く学びます。
実験・実習をとおして着実にステップアップ。
実験や実習を重視。設計図面の読み方や製図についても基礎から段階的に学んでいきます。
機械エンジニアとして幅広いフィールドで活躍。
機械の設計・生産から、環境関連のエンジニアリングなど、幅広い分野で活躍できます。
楽しい学びも
材料の基礎と応用をしっかり
最適な材料を選択することがものづくりの基本。 機械や構造物に利用されている材料について性質や加工法、利用法などを学び、材料の知識と応用力を養おう。
機械のメカニズムを知り、活かす
機械には作動するための複雑な機構(メカニズム)が施されています。 非常に多岐にわたる機構を知り、どのような利用ができるのか応用を考えましょう。
就職支援セミナー開催
企業の第一線で活躍される方を招いての、オムニバス形式のセミナー。 就職へ向けての活動に良い刺激になると評判です。就職試験に出るような問題や知識を学べます。
目標とする資格
- 機械設計技術者(2級、3級)
- CAD利用技術者(1級、2級)
- ボイラー技士(1級、2級)
- 危険物取扱者(甲種)
- 冷凍空調技士
- 高等学校教諭一種免許(工業)
将来の進路
医療機器、産業機械・精密機器・工作機械・建設機械・輸送機器(自動車、航空機、船舶、宇宙)等の機械関連メーカー、電気機器・電子機器・通信機器関連メーカー、プラントエンジニアリング関連企業等、教員・公務員・大学院進学