3つのポリシー
大学院のカリキュラム・ポリシー
ディプロマ・ポリシーを保証するために、以下のような方針でカリキュラムを構成する。
- 工学研究科での学修は、学士課程教育での学修効果を踏まえて、より高度な専門性とともに、高い倫理性、他分野に対する幅広い理解を身につけさせる。
- 教育課程の編成にあたっては、講義科目、演習科目、実験・実習科目の効果的な連携をはかり、基礎から応用まで広い専門知識を身につけさせる。
- 学生の主体的・能動的な学修・研究を促す教育・研究活動を行い、その学修成果を多面的に評価し、学修・教育目標を達成させる。
また、共通科目として、高度なコミュニケーション能力とグローバリゼーションに対応する人材を育成するために英語教育を行い国際的視野を身につけさせる。 - 副専攻プログラムである「地域課題解決型高度AI 教育プログラム」の他、関連する共通科目を通して、地域課題解決を見据えた高度な知識および能力(様々な角度から数理・データサイエンス・AI を生かす視点)を身につけさせる。
エネルギーシステム工学専攻
- 共通科目のほか、熱・流体エネルギー工学、エネルギー機器システム工学、建築・環境システム工学の各系列を設置し、機械工学や建築学、環境工学の幅広い専門分野の高度な科目群を設ける。
- 社会のニーズに沿ってエネルギーシステム工学分野の課題・問題点を分析し、計画的に研究を進め、自発的に解決する能力を養成するため、エネルギーシステム工学特別実験演習を開講する。
- 研究者や技術者として倫理観をもって判断・行動できる能力を養成するために、エネルギーシステム工学特別実験演習で倫理教育を行う。
- 研究者や技術者に必要な国際性を備えるために、科学技術英語特論を開講する。
- 論文作成に必要な論理的思考、プレゼンテーション、コミュニケーション能力を養成するために、1年次末に中間発表会、2年次末に修論発表会、および修士論文の作成を義務づける。
電子情報システム工学専攻
- 電子回路工学、知能制御工学、情報システム工学、計算機システム工学の各系列を配置し、電子・情報工学の幅広い専門分野の高度な科目群を設ける。
- 研究者や技術者に必要な倫理観を養うために、「電子情報システム工学特別実験演習」にて倫理教育を行う。
- 研究者や技術者に必要な国際性を備えるために、「科学技術英語特論」を開講する。
- 修士論文の研究テーマ選定、研究計画の作成、仮説立案、実験・評価、学会発表、修士論文作成までに至る修士論文指導教員によるきめ細やかな指導・支援を行う共通科目群を設ける。
- 論理的な記述、プレゼンテーション、コミュニケーション能力を養成するために2年次の修士論文発表会における発表、および修士論文の作成を義務づける。
- 科目での講義では、主体的に専門知識を学ぶため、少人数での講義を行い、学びの共有・発表によるリーダーシップ要素を伸ばす取り組みを行う。
モビリティシステム工学専攻
- モビリティシステム工学に必要な高度な科目を、モビリティシステム基礎、エンジン・ダイナミックス、開発・設計・生産工学、安全・管理の各分野に分けて設ける。
- 技術者や研究者としての倫理観を持って、モビリティシステム工学分野に関する課題を見出し、自発的に分析、計画的に研究を進め、総合的な問題解決ができる能力を養成するために、特別セミナー、特別実験演習を開講する。
- モビリティシステム工学分野に限らず、他分野に関する高度な知識を学修し、物事を幅広く多面的に考える能力を養成するために、特別講義を開講する。
- 技術者や研究者に必要な国際性を備えるために、科学技術英語特論を開講する。
- 論理的な記述、プレゼンテーション、コミュニケーション能力を養成するために、2年次の修士論文報告審査会における発表及び修士論文の作成を義務づける。