インテリアにまつわる仕事のやりがいって?どんな人に向いている?

建築・まちづくり・エネルギー

インテリアショップは好きですか?

ナチュラルテイストのもの、アジアンテイスト、アメリカン、北欧系、和風、シンプル、ガーリー、レトロ、見ているだけで楽しくなりますね。インテリアショップに行くと、家具や内装のコーディネートが中心のようですが、小物などの細部においても空間全体においても、インテリア関連の仕事の技が活きているのです。

今回はインテリアに関わる仕事について、そのやりがいにもふれながらご紹介します。

インテリアの仕事に関わるプロフェッショナルたち

インテリアの仕事と言われて多くの人がまず思い浮かべるのは「インテリアコーディネーター」ではないでしょうか?住宅やお店、オフィスなど、その空間を依頼主の希望に合わせた内装や家具、配色の組み合わせでコーディネートします。

しかし、インテリアに関わる仕事は他にもあります。インテリアそのものをデザインする「インテリアデザイナー」や、家具を作る「家具職人」、部屋だけにこだわらず施設のロビーや何かのイベント会場など空間全体をデザインする「空間デザイナー」もいます。もっと大きく建物全体を考える「建築士」もインテリアに関わります。また、インテリアのプレゼンや工事用の図面を作成する「CADオペレーター」もいます。

このように広い分野にわたる仕事なので、建築に関しての知識や、デザインのセンスや感性も必要になってきます。

インテリア業界の仕事のやりがいと魅力

では、インテリアに関わる仕事には、どんなやりがいと魅力があるのでしょうか?ひとつずつ見ていきましょう。

居心地の良い空間作りができる

どんなことをするにしても、作業する空間の環境は非常に大事です。どうにも落ち着いて集中できない、効率よく作業できない、そんな空間では困りますね。好きになれないモノや色に囲まれていたら、気分も落ち込んでくるでしょう。

逆に、自分の好きなものに囲まれて使いやすいようにレイアウトされた空間で、気持ちよく居心地よく過ごせたら、仕事もはかどるし気持ちが落ち着いて、いろいろなことがうまく片付くでしょう。

そういったその人その人に応じた居心地の良い空間を提案できるのが、インテリアに関わる仕事をする人たちです。

仲間と協力しあえる

インテリアに関わる仕事は、前述したように分野が多岐にわたります。すべての工程をひととおりこなせるプロフェッショナルも存在しますが、やはりそれぞれの作業を分担・協力してチームでインテリアのプランを作り上げることが多いでしょう。

各々得意分野がありますから、各分野の知識と経験を持ち寄って、それぞれのセンスを活かし、より良いインテリアとなるよう力を合わせます。

何もないところから何かを作り出すという作業は、それだけでやりがいのあるものです。しかしそこに、仲間たちと協力し合ってお互いに足りないところを補い合い助け合って作り上げたという事実が加われば、達成感や喜びは何倍にも大きくなります。

自分のセンスが活かせる

日ごろからおしゃれを楽しんでいて、自分のセンスに自信があるのであれば、きっとその力を活かせる仕事をしたいと考えるのではないでしょうか?好きなことや得意なことを活かして誰かの役に立てる、それを仕事にできる、ということはやりがいがあります。

そんなあなたに、インテリアに関わる仕事はぴったりです。

さらに大学などでインテリアの基礎を学び技術を磨けば、より自分のセンスを仕事に活かしてあなたの能力を発揮できるようになるでしょう。

お客さまに喜ばれる

センスがあって居心地の良い空間を作ることができたら、それはお客様に喜ばれることであるのに間違いありません。

お客様自身にも「こういうイメージで作りたいな」という思いがありますが、それをどうやってまとめれば形になるのかわからない人が多くいます。自分の思い通りに揃えていったら、全体的に見るとどこかちぐはぐになっていたりするのです。

そこでインテリアを学んだプロフェッショナルがアドバイスや提案をすることで、そのお客様の夢が形になったらどんなに素敵なことでしょう。

お店を経営しているお客様が、インテリアのプロフェッショナルの助言を受けて店内のインテリアをリニューアルしたことで来客数が増えたら?イベント会場の空間デザインが評判を呼んで話題になり、テレビや雑誌で大きく取り上げられたら?考えるだけでわくわくしますね。

専門職として長く働ける

インテリアに関わる仕事はどれも専門職です。専門分野の知識と経験を持ったプロフェッショナルは、様々なところで必要とされ、長く働くことができます。

特に、きちんと大学でインテリアを専門で学び、力をつけてインテリアに関する資格を持った人であればなおさらです。資格があれば、実力の証明にもなりお客様からの信頼も得られます。

また、専門職で長く経験を積んだ人は、定年後もその力を求められることが多くあります。まさに一生の仕事として活躍できるのです。

インテリア系の仕事に向いている人

では、これまでの内容をふまえて、インテリアに関わる仕事はどのような人に向いていると言えるでしょうか?

  • 人と関わり、喜ばせることが好きな人
  • チームワークを大切にする人
  • 美的センスのある人
  • 専門的な内容をしっかり学ぶことができる人

依頼をしたお客様のご要望をしっかり聞き取り、その思いを汲んでインテリアという形にする仕事です。接客が好きで他人を喜ばせるのが好きで、そのためにスタッフ一同力を合わせて協力し、日々センスを磨き学び続けることができる人がインテリアのプロフェッショナルです。

おわりに

「インテリア」と一口に言っても、幅広い内容です。その仕事をするにあたって特別な資格は必ずしも必要ではありませんが、プロフェッショナルを目指すのであれば、才能だけではなく専門的な学びが必要です。そして努力した分、やりがいのある仕事となります。

特に建築士などは、建築系の大学を出ているかどうかで受験資格を得るまでの必要年数が大きく違います。インテリアに関わることをしっかり学べる大学に入ることが、プロフェッショナルへの近道になるでしょう。

インテリアに関しての資格と仕事内容についてはこちらのコンテンツも参考にご覧ください

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