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言語処理学会年次大会において「言語資源賞」を受賞しました!

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2018.03.27

言語処理学会年次大会において「言語資源賞」を受賞しました!

 情報ネットワーク工学科高橋雅仁教授が加わっている自然言語処理に関する研究グループ(リーダー:首藤公昭福岡大学名誉教授)が、言語処理学会年次大会で行った下記の発表により、「言語資源賞」を受賞しました。言語資源賞(言語処理学会と言語資源協会の共同事業)は、言語処理学会年次大会に投稿された論文のうち、優れた言語資源を作成したと認められる論文に授与されます。本年度は、京都大学(黒橋研究室)による形態素解析ツールに関する研究、本研究グループによる日本語の複単語表現レキシコンに関する研究の2件が受賞しました。

<言語資源協会HPにおける言語資源賞選考結果記事>

http://www.gsk.or.jp/event/nlp2018-言語資源賞/

 今回発表を行った日本語複単語表現レキシコンとは、「赤の他人」、「顔を売る」などの表現を構成する単語の意味の組み合わせから表現全体の意味が得られない表現や、「手を拱く」、「ぐっすり眠る」などの単語間の結びつきが強い表現、10万件以上をコンピュータで言語処理を行うために必要な付加情報とともに収録した辞書であり、最近脚光を浴びているAIによる自動翻訳やロボットの対話機能等の性能向上に役立つものと期待されます。

                 記

<学会名> 言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)

<開催日> 平成30年3月13日(火)~3月15日(木)

<会 場> 岡山コンベンションセンター

<論文名> 日本語複単語表現レキシコン(JMWEL)の概要と現状

      - 動詞性複単語表現を中心として -

<著 者> 高橋雅仁(久留米工大)、田辺利文(福岡大学)、首藤公昭(福岡大学名誉教授)

 

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