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2014.04.08

祝 ご入学おめでとうございます!

平成26年度の入学式が、4月5日(土)、本学体育館において、執り行われ工学部・大学院合計286名の新入生を迎えました。
  式においては、新入生が尾崎学長の告辞を受け、代表して交通機械工学科の小中一輝さんが新入生総代宣誓を行い、また、学友会総務委員長の赤司宣之さんが新入生歓迎の辞を述べました。また、石川理事長及び、梅野後援会会長からお祝いの挨拶がありました。
  桜の咲き誇る中、新入生にとって、大学生活のスタートを飾る素晴らしい日となったことと思います。保護者の皆様も大勢参加していただき、活気ある雰囲気につつまれていました。教職員一同、充実したキャンパスライフを送れるようサポートしていきます。

【入学式 学長告辞】

春たけなわの本日、ご来賓各位並びに保護者の皆様のご臨席のもと、ここに平成26年度久留米工業大学入学式を執り行い、工学部、大学院修士課程の入学生および編入学生をお迎えしますことは、本学関係者一同の心から喜びとするところであります。本学教職員および在校生を代表して、新入生の皆さんに心から歓迎の意を表するとともに、保護者の皆様にもお慶びを申し上げます。また、お忙しい中を本席にご臨席賜り、新入生たちの学生生活の出発をご祝福下さいましたご来賓の皆様に、厚く御礼申し上げます。

 さて、わが国の最近の経済状況は、大手企業を中心にやや上向いているように見えますが、国民全体にとって今後どうなるのかは、まだまだ見通しが立たない状態だと思います。グローバル化はますます進展し、国際競争は厳しくなる一方です。これからの日本の将来を支える皆さんたち若者に寄せる期待は大であります。今日この日に、自分は大学で何を身に付けようとするのか、何を学ぼうとするのかを改めてしっかりと考え、それぞれの目標、夢を実現すべく、これからの一日一日を有意義に過して下さい。

ところで、本学は、今年で創立から49年目で、来年度は創立50周年を迎えます。この間、福岡県南部唯一の工学系高等教育機関として、「人間味豊かな産業人の育成」という建学の精神の下、実践的なものづくり教育と人間教育を実践して参りました。本学は、常に教育内容の充実、学生支援体制や教育環境の整備に努めておりますが、現在、創立50周年事業の一環として、9階建の教育棟(100号館)を建設中です。来年2月に竣工する予定です。低層階には、レストラン、喫茶室、学生ラウンジなどの学生厚生施設、キャリアサポートセンター、ラーニング・コモンズなどの学生支援施設、高層階には、300名収容の大講義室の他、一般教室、実験室、演習室、製図室、ゼミ室、多目的ホールなどの教育施設を整備します。工事中はご迷惑をおかけしますが、皆さんは、2年生からは新しい100号館で学ぶことになります。

皆さんは、これから4年間、あるいは2年間、将来産業人として生きていくために必要な専門知識や技術、周りの人々と協力しながら仕事ができる社会性、コミュニケーション能力など人間力を獲得すべく、本学において学ぶことになります。大学での学習は、決して受身であったり、強制されるものであってはなりません。大学での学習は、自らの意志で行うものです。なかなか理解できず、苦しい時もあるでしょうが、やればできると信じて、それを乗り越えれば、新しいことを知る楽しさ、喜びを味わうことができます。何事も納得できるまで、自分の頭で考えることが習慣となるよう心がけて下さい。

ここで、ごく最近、ある企業トップの方から伺ったお話ですが、採用する時に最も重視する能力は、「自ら考え、自ら行動できる力」と言うことでした。最近は、指示待ち人間が多い、課題を自ら発見し、それについて自ら考え、自からその解決に向け行動する人材が欲しいと言うことでした。まさに、本学では、前々から、「自ら考え、判断し、工夫する力」を育てるために、学生達が自主的に企画し、実行する、ものづくりプロジェクト活動を大いに奨励しています。大学では、学業に励むのはもちろんのことですが、学友会活動やクラブ活動、ものづくりプロジェクトなどに参加すること、多くの友人を作ること、ボランティア活動など地域との交流に参加することなども、学生生活を楽しく豊かなものにし、皆さんの人間力を高めるのに大いに役立つと思います。進んで参加されるよう強くお勧めします。また、できるだけ早く、何か自分の情熱を燃やせるものを見つけ、それに打ち込むことも人間的な成長につながると思います。

最後に、本学在学中、充実した学生生活を送り、その中で自分の将来への目標を見つけ、自ら考え、行動する若者へ育ってくれることを心から願って、告辞とします。

 

平成26年4月5日

                    久留米工業大学長

                            尾崎龍夫

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