久留米大学は小さいけどスゴイ! 久留米大学は小さいけどスゴイ!

久留米工業大学のテクノロジーで
惑星クルメに起きている地域の課題を解決せよ!

惑星クルメに起きている
地域の課題を解決せよ!

mission 02

見捨てられ、
埋没していく建物。
そのポテンシャルに、
再生の光を当てよ。

時間と人々の協力を
味方にして、
空き家は、いま、
地域の活力として
生まれ変わる。

地域における見逃せない問題のひとつに、
「空き家の増加」がある。人が住んでいない
というだけで、特に大きな問題がないよう
に思える空き家だが、時間の経過とともに
大きなトラブルを引き起こしてしまう。
景観を損ない、防災上のリスクを高め、
衛生面でも近隣地域に悪い影響を及ぼすの
である。
この文字どおり「放っておけない
地域の課題」に、
建築・設備工学科が挑んだ。

見捨てられ、埋没していく建物。
そのポテンシャルに、再生の光を当てよ。

斬新なリノベーションで、
「負の遺産」を「地域の資源」に変える

人の管理がなされず、放置されたままになった住宅は、さまざまな問題を引き起こす。まず、老朽化による倒壊の危険性があげられる。樹木や雑草が野放図に伸び、近隣の住宅や土地に悪影響を及ぼすことも多い。
さらに、ゴミが不法に投棄される、悪臭や害虫が発生する、不審者が住み着いてしまう......など、深刻な事態に進展してしまうのである。
このように、ともすれば「負の遺産」となる空き家を、逆に「地域の資源」として活用できないものか。このテーマに取り組んでいるのが「うきはリライトプロジェクト」である。福岡県うきは市を舞台に、住民のほか行政や大学、金融機関などが連携して空き家の再生に着手。将来を見据えた持続可能な地域生活のための施策を立案・推進している。
久留米工業大学では、建築・設備工学科の教員と学生で構成される「ASURA(アシュラ)」が中心となって、この「うきはリライトプロジェクト」に参画している。実際に空き家となった古民家に出向き、周囲の綿密なリサーチを展開。古さを生かし、新築にはない風格や情緒を盛り込んだ斬新なリノベーションプランを提案している。
————Time is on our side.
建物に蓄積された 時間 は、再生の光に照らされて“”、いま、確かに地域の財産となっている。

見捨てられ、埋没していく建物。
そのポテンシャルに、再生の光を当てよ。