松隈産婦人科クリニック
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小郡の産婦人科

近年の産科の浮ついたデザインをきらう施主の意思と様々な機能を軽快にバランスよくこのファサードに表現したかった。喜びの場でもある産婦人科は一方厳粛な医療機関としての姿勢をも堅持すべきだとのお考えに沿った設計を行ったつもりである。。
旧医院で先生に取上げていただいた子供たちも大学受験になったが古臭さを感じさせない外観に当初の目的を達成できたのではと思っている。奥様に教えてもらった焼きすぎレンガ割肌はその後定番として今でも使っている。現在では当りまえだがガスHP空調機と床暖房を使いキュービクルを設置しない有床医院としても旧説を覆した。コンクリートに高流動化材使用。


かねぜん建設 担当太田所長    撮影 故高須敏光