久留米工業大学

久留米工業大学

機械システム工学科

在学生向け:学科紹介

機械システム工学科

在校生向け:学科紹介

夢がカタチになり、動き始める。その手応えは圧巻だ。

私たちの生活を支え、社会を支えている「もの」をつくるのが機械なら、その機械をつくるのも機械です。機械工学とは、必要な「もの」についてのアイデアから「もの」を設計し、創り出す学問といえます。

機械システム工学科は、機械工学の基礎を身につけると同時に、IT技術・環境技術を駆使したデザインやロボティクス、メカトロニクスなどの知識や技術を習得できる学科です。最新設備を使った実験・実習やCAD/CAMによる設計・製作など、実践の楽しさを重視した生きたカリキュラムで、社会のIT化に対応できる機械エンジニアを育成します。

また、機械設計技術者やCAD利用技術者などの資格取得を正規の科目として積極的に支援しています。ロボティクスコース、機械デザインコースの2コースで、一人ひとりの適性に合ったきめ細かな教育でスペシャリストを養成します。


  1. 学科の特色

  2. カリキュラム

  3. 教員紹介

  4. 目標とする資格

  5. 就職実績

  1. 学科紹介パンフレット

コース紹介

  1. 機械デザインコース

    「モノづくり」や「工学」の基幹となる科目を通じ「機械工学」を幅広く学習します。

  2. ロボティクスコース

    ロボティクスにかかわる科目を通じ機械工学の最先端を学びます。

研究ピックアップ

ロボメカデザインコンペ作品の実用化研究

教授 白石 元

研究室では、9年前から日本機械学会主催の「ロボメカデザインコンペ」に参加して います。このコンペは、社会のニーズを調査し、メカトロニクス技術を用いて、それを実現化するための設計コンテストです。本研究室では、参加当初よりさまざまな提案を行い、優勝3回、入賞6回を果たしています。さらに、その中でも社会ニーズが高そうなものを試作し、実用化の研究を行っています。これまでに竹を自動で伐採するロボットや農作業の収穫を助けるアシスト機器の開発を行い、その成果を産学官交流会でも展示してきました。「自分の技術を社会に役立てる」これは、技術者の喜びであり誇りです。皆さんも本学でこの喜びを体験してください。

アイデアを削り出す3D CNC MACHINING

教授 澁谷 秀雄

近年、コンピュータ上で設計した立体形状を作製するため、液状樹脂などを硬化させながら積層造形する方式を採用した3Dプリンターが登場し、個人レベルでも手軽に「ものづくり」を実践することができるようになった。一方、産業界では一部3Dプリンターの導入が試みられているが、依然として金属や樹脂などの大きな塊から数値制御(NC)工作機械で削り出す方式が主流である。そこで本プロジェクトでは本学既設の3D-CADと3Dプリンターに加えてNC旋盤・フライス盤を導入することにより、多種多様な形状や素材に対応したものづくり環境を教育・研究の場に提供するとともに、NC工作機械を用いた3次元複雑形状の高精度機械加工を実践している。

メカトロニクスを応用した医療福祉機器開発

教授 松尾 重明

車いす利用者が積極的に社会参加を果たしていくためには、「ベッド--車いす」間の移乗動作を介助者なしで、利用者個人でできるようになることが必要です。本研究室では生体力学の知識とメカトロニクス技術を融合させ、移乗補助機を完成させました。
車いす利用者の移乗動作を3次元動作解析装置で計測・解析して、動作軌道を明らかにし、その動作を再現する機構を設計・製作しました。その後、Bluetoothによる無線操作や移乗動作機構を駆動させるための電子回路を組み上げるなど、すべてを研究室内で行っています。このような機器が普及することで、車いす利用者が積極的に社会参加を実現できるだけでなく、介助者は重作業や時間の拘束から解放されます。自由な時間を持つことが可能となり、お互いのADL(日常生活動作)を高め、充実した日々を送ることが可能となります。
本研究室では「人に役立つ機械を創る」を目標に医療に限らず、あらゆるアイデアを実現させており、これからもさらに進めていきます。

関連コンテンツ

  1. 学科オリジナルサイト

  2. 教育研究上の目的

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