コンセプト

コンセプト

100号館[テクノみらい館]の建物それ自体が、「最も身近な教材」に

  • ソーラーパネル(4〜9階)
    CO2削減が図れるクリーンで再生可能な太陽光発電を利用しています。通常、太陽光パネルは屋上などの平らな場所に設置されますが、この建物では、あえて高層棟南面の手摺部に設置し、見えるようにするとともにパネル数の増加を図っています。
  • バランス排気窓(9階)
    建物上空の風による誘引効果と重力換気を促すソーラーチムニーを利用し、塔屋部に設置したバランス排気窓からの自然換気を実現しています。システム稼働のための電気エネルギーを必要としない画期的な技術が採用されています。
  • 制振ブレース(各階)
    この建物の構造は、柱と梁を溶接やボルトで接合して組み立てられた骨組(ラーメン)となっています。この骨組の鉛直構面に圧縮・引張に効く斜材(ブレース)を組み込むことにより、地震力や風圧力に対する水平方向の強度確保と変形の抑制を図っています。
  • 天井部の設備を見える化
    通常の建物では、空調のダクト、給排水用配管、電気配線などの設備は天井裏に隠ぺいされますが、この建物では、意図的に見えるようにしています。本学には全国で唯一「建築設備」を専門に学ぶことができる学科が設置されていることから、建物も身近な教材としています。
  • 新しい学びの舞台として
     一般教室、大講義室、実験室、演習室、多目的ホール、AI応用研究所、キャリアサポートセンター、ラーニングコモンズ、地域連携センター、レストラン・カフェ、コンビニエンスストア、ラウンジ、女子学生ラウンジなど、各種教室・設備を兼ね備えた一大教育棟です。
  • 建物それ自体が「最も身近な教材」に
     「全国で唯一、建築設備を専門に学べる学科がある大学」として、省エネや設備に関する先端技術などが建物内に構築されています。省エネ、創エネなどによって消費エネルギーの最小化を追求するほか、ダクトを通して太陽光を建物内に導入するなど研究的な試みがなされています。それらの技術を「見える化」することにより、身近な教材として教育に生かされます。
  • 地域に貢献する「開かれた大学」を目指す
     新棟内には「地域連携センター」を開設し、地域企業及び住民との交流を推進するとともに、災害時の受け入れも含めた活動拠点として、「開かれた大学」を目指し、魅力ある、誇れる大学づくりを進めています。