情報ネットワーク工学科
コース紹介:システムネットワークコース平成26年度入学者まで対象となります。
ソフト、ハード、ネットワーク。ITの専門知識と技術を習得。
インターネットの普及など、現代社会は情報ネットワークなしには成り立ちません。 「ネットワークの構築」や「利用技術」「ソフト開発」「保守管理」などにかかわる科目を通じて情報技術者に必要な知識や技術を学び、ネット社会の中核を担う情報技術者を目指します。
学びの特徴
システムネットワークコースでは、インターネットに代表されるコンピュータネットワークや組み込みシステムについて、基本的な事項から実践的な内容の実験・演習まで含む充実したカリキュラムを提供しています。特に、機器の制御やソフト開発の基礎となるプログラミング能力は、クラス別に授業を開講するなど、個人の理解度に応じた指導を行っています。さらに、ネットワークを構築する実験・演習を行うために、近年のトレンドである仮想ネットワークやバーチャルマシンを用いて、既設のLANネットワーク環境を使用せずに、別のネットワーク環境をバーチャルで用意して、実験を行えるようになっています。 また、産業界からの要望の多い、ハード分野(回路)や組み込みシステムなどについても、基礎から応用まで実習を通して学ぶことが可能になっており、IT分野のものづくりを支える基礎を身につけることができます。このようなハードの知識とプログラミングによるソフト開発の知識の両方を兼ね備えることで、多様な情報分野に対応できる技術者となります。
主要な科目
- 組込みソフトウェア演習Ⅰ
- 組込みソフトウェアの入門として、各種センサ情報を利用したロボットの制御の基本について学びます。プログラミングにはC言語ライクな記法で記述可能なNXC (Not eXactly C) を、また、ロボットにはLEGO MINDSTORMS NXTを用います。
- ネットワーク演習Ⅰ
- 3次元のコンピュータグラフィックス(CG)技法の基礎理論を学びながら、CGソフト(Maya)を用いたCG制作演習を行います。実践的な技術を身につけ、作品制作やCG検定合格を目指します。
- Webアプリケーション技術
- Webアプリケーションにおける基本技術である、HTML, CSSとブラウザスクリプト言語として標準となっているJavaScript(ECMA Script)を学びます。電子文書の構造を表現するHTML, 表現を規定するCSS, ダイナミックな動作をサポートするJavaScriptの役割と連携について学びます。
将来の進路
ソフトウェア開発、システムインテグレーション、組み込みシステム開発、電子機器開発、コンテンツ製作等の放送、情報サービス関連企業、電気・通信設備機器関連企業、教員・公務員・大学院進学