電子情報システム工学専攻
研究紹介
意味ネットワークを用いたテキストセグメンテーションの研究
文章を段落などの話題の単位で自動的に分割するテキストセグメンテーション技術は、全文検索・要約などの情報検索分野の要素技術の一つである。 本研究では、人間の脳の活性状態にヒントを得て、入力された文章に対する文脈情報を意味ネットワークと呼ばれるデータ構造で表現し、その活性状態の変化を観察して文章を話題の単位に分割する。 また、この技術をマルチメディア検索の分野に応用し、地元企業と共に動画像検索システムの共同研究を行っている。
(高橋雅仁 教授)
ウエアラブルコンピューティング用バイオハブの開発・応用について
各種健康機器として体組成計や血圧計等の装置が、QOL向上の一手段あるいは予防医療の一環として注目されている。
しかし従来の機器は各種制限があり総合的な生体情報交換ツールとしては必要十分とは言い難い。
本研究室はマイクロコンピュータ技術を活用し、複数の生体情報を一貫管理しつつ、常時装着可能(バイオハブと呼称)なシステム構築に関する研究を行っている。
他に各種生体磁気刺激・影響に関する研究も行っている。
(松田鶴夫 准教授)
自己診断可能システムの構成に関する研究
自律分散システムや大規模ネットワークシステムなどに生じる故障を,構成ユニット間の相互検査で見つけ出す自己診断可能システムに関する研究を行っている。最近は,三角形の部分グラフを含まないグラフ構造をもつシステムにおいて,任意に与えられた自己診断能力をもつ任意のユニット数の最適システムを構成する方法を検討している。図は,与えられた条件(ユニット数が20で,5個の故障を許す)を満たすように再帰的に構成されたシステムのグラフ表現である。
(吉田清明 講師)
見真似による発音練習システムの開発
人間の音声認識における双方特性化や読唇術に着目した聴覚障害児用発音練習システム"Lip Reading あい" を開発している.本システムは,ネットワークカメラから取り込んだ発音時における学習者自身の口唇動画像をパソコン画面上に表示し,モデル話者の口唇動作と比較しながら発音練習できる.また, コンピュータグラフィックスで表したモデル話者の口唇動作と音声による発音学習機能も備えている.
(小田まり子 講師)
CGによる体系的視覚情報の表現および提示手法の研究
データ解析やシミュレーションによる数値データなどの1次元的な情報を、視覚情報として体系的にコンピュータグラフィックス(CG)を用いて表現および提示する手法の研究を行っている。
特にシミュレーションやディジタルコンテンツなどに適したバーチャル人体データの構築手法の研究が主なトピックスである。
医学や工学、デザインなどの異分野間の融合連携を進め、論理的思考と感性を組み合わせながらディジタルグラフィックス表現の高度化を目指している。
(河野央 講師)
生体医用画像を用いた3D人体地図の作成
教育医療の分野で、生体人体地図の必要性が高まっている。非生体由来の人体データは米国他から供給され、教育研究に利用されている。
しかし現在日本人の人体データは部分的にしか存在しない。また、生体ではないことから、筋肉や血圧による人体形状の違いが発生する。
そのため、日本人の生体人体をデータ化し、3DCGによる画像データの利用や解剖学等の医療教育、または解剖シミュレーション等に役立つ、3D人体地図データの研究を行っている。
(足立康志 助手)

